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2007年05月11日00:51

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FF事始 part6

さて、三連休です。もちろん天川までフライフィッシングに行って来ました。もう何回目の釣行だろう?


5/8 川迫ダムへは5:30に到着、早くもライズが始まっています。数投するも、岸辺からはやっぱり届かんな〜。ウェーダーは履いているものの、底のドロが舞い上がるので、入るには躊躇します。まあええか、先は長いからな。このまま遡上開始!
・・・延々と遡上して、大川口へは19:00頃に到着。暖かい一日だったので、様々な水生昆虫が盛んに羽化しており、理想的な夕まずめのライズが行われています。しかし、残された時間はもう僅かしかありません。
 [釣果]アメノウオ2匹。
 [感想]我ながら、飽きもせずによーやるな〜。それにしてもこの2匹、どちらも20cm位なんですけど、一方はヒレピンで、もう一方は酷い有様。しかし両方とも少し銀化しているって事は・・・共に放流魚っぽいな。と言う事は、天然物は一月前に釣った、あの小型の二匹のみという事になります。確かに、あの美しさは格別だったもんな。なるほど、これが天川の現実って訳か。納得。


5/9 大川口で野宿しました。シュラフのみ。もう真っ暗なので、テントを張るのは面倒臭いです。満天の星空、焚火の温もり、質素な食事・・・さて、明日はどう狙おうかな。
大川口を1kmほど下って、そこから小坪谷を行ける所まで遡上してみます。出発は6:00ですが、日中はほとんど真夏日で、暑さにはからっきし弱い私には辛いです。昨日とは違って、瀬を探るも反応は無く、しかも大川口より上流は魚影が全く見当たらず、捕り尽されている感が濃厚です。小坪谷よりイワナの姿が少しは見られる様になり、谷を抜ける涼風の心地良さは正に別世界ですね。なんか遡上するだけでも満足って感じです。
 [釣果]イワナ2匹。
一、12〜13cmのイワナ:いつもなら一度フッキングに失敗したら、警戒されてまず出て来なくなるんだけど・・・三度も合わせに失敗して、四度目の正直?で掛かりました。多分、スレてない魚って、これ程までにも大らかなんでしょうね。思わず手を合わせてしまいました。
二、20cmのイワナ:大川口に戻ったのが19:00頃、まだ夕まずめには間に合います。昨日に比べるとハッチは僅かですが、ライズは確認できました。リベンジ!この一日で明らかにキャスティング技術は向上し、狙ったポイントにカーブキャストを駆使して投げ入れます。まだドライは見えている、と魚が水面で反転します!すかさず合わせてフッキング!!強い引きに大物の予感・・・引き上げた相手は、予想に反して「何だ、正体はお前やったんか」
 [感想]それにしてもこのイワナ、最近は放流されていない事は確かなんですけど、元々の天川の固有種はキリクチだから、これも厳密には“天然物”とは言えない訳で・・・もう一つの天川の現実です。でも私的には、このニッコウイワナ(と思われる魚)は充分に美しく、貴重な存在だと思っています。遡上不可能な滝つぼ近くにあった溜まりに、イワナの稚魚が群れていました。なんだか一安心。


5/10 天気が悪くなると予想できたので、釣りは止めて置いて、行者還トンネル西口から八経ヶ岳(1914.9m 近畿最高峰)を目指します。山頂までは天気は持ったけれど、下山途中からは台風並みの雨風に晒されました。でも、通い慣れた道なので、特に不安を覚える事はありません。否、むしろ奇妙な高揚感に支配されてしまう辺りが、やっぱり“山ヤ”なんだと思います。

この三日間、さすがに疲れた。と言いつつ、次は十津川!
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