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2007年04月09日21:10

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感情の克服

世の中、みんなイラついてる。
何かあるとすぐキレる。
ようするに自分を抑える事ができない。
何故、自分の感情に身を任せてしまうのか?
どうすればそれを克服できるのか?
俺なりの解釈で記していこう。

ここで言わなきゃならないのが、多くの人が自分を見つめられない事だ。
自分が腹を立てるときは大抵、自分に都合が悪いとき。
自分本意でしか物事を捕らえていないって事だな。
「あれはヤダ」「それはムカツク」「なんでそうなるの?」
そんな感情はおそらく自分の思い通りに物事が進まない時に発生する。
自分の要求を環境や相手がしっかり受け取らないと気が済まないのだ。

何故、自分の感情に身を任せてしまうのか?
答えは簡単、その方が楽だから。
な〜んにも考えずに済むから。
だって自分の要求を環境や相手が認めない事に愚痴を言うだけなのだから。
物事の筋など考えてない、自己中心で走るだけ。
そりゃ、楽だわなぁー。
そしてなんてくだらない事でストレスを溜めるのだろう。

そんな事も自分の考え方次第でなんとか克服はできる。
さてどうするか?
まずは本を読む事だ。
なんで?
それは物事をしっかり理解する能力が必要だからだ。
人間の発言、行動に筋は通っているか?
なんでこのような発言、行動をとるのか?
学べる事は沢山ある。

物事をしっかり理解する能力があると人との関係を冷静に受け止められる。
自分が苛立つ原因は何か?
筋も通らずに自分勝手な事を言っていないか?
相手は自分の何を不満に思っているのか?
人と人が衝突するにあたり、片一方のみが必ず悪いという事は有り得ない。
もちろん病的な精神異常者や、犯罪者、不条理な職場の仕事には当てはまらないが、通常の人間ならば多かれ少なかれお互いに非がある。

まず、自分の苛立つ原因を見つけ出し、自分の一人よがりの要求でないかを考えてみる。
相手に不満をぶつけるには自分に非が少しでもあると絶対に言い負かせない。
お互いが相手の筋が通らないところや不満をぶつけあって、らちがあかなくなり殴り合いになる。
それでスッキリして仲良くなれればいい事だが、人間そんなにいい連中ばかりじゃない。
おそらくずっと根にもちストレスを余計に溜める事だろう。

ストレス、苛立ちを溜めないには己の非を見つけ出してそれを認める事だ。
自分にもこんな非がある。なんて情けない人間なんだと思うようにする。
するとストレス、苛立ちの対象が環境や相手から自分に変わるわけだ。
ならば自分の情けない所を治していけばいい。
情けない自分なんて嫌だろう。
苛立つ時間があるならその時間を使って、苛立ちの原因の自分自身の足りないところを治していけばいい。

ストレス、苛立ちを溜めない事、克服する事は無理かもしれない。
でも同じストレスでも自分に向ける事によって自分をより向上させようとする前向きな思いになるわけだから、決して気持ち悪いものではない。
自分が頑張りゃあ、少しでも素敵な人間に近づけるのだから。

とにかく一つ言える事は感情的に走れば走るほど自分が醜くなるという事だ。
子供と一緒。物事の道理を無視して自分の我侭を押し通そうとする。
まずは自分に非はないか、そこから考えていけるようになれば少しはまともに物事を見つめていけるようになれると思う。

自分の都合のいいように環境や相手を変えようとするのではなく、
自分の都合にいいように自分を変えていくのが大切な事だと思う。


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