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2007年04月02日01:50

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死闘!松たか子

やってもうた・・・。
今日は足長おじさんとお食事。
仕事終わって急いで家に帰ったら、頭に手拭い巻いたままだった。
・・・でも、改めて見ると悪くないねえ?
汗水流して働く男の姿はどんな格好でもカッコ良く映るのだ!

森汁よりカレーライスが食べたいと言う事でカレーを食べに行った。
食事代を俺様が払った。
初めて足長おじさんに恩を返す事が出来た。
自己満足。

そういえば今日、仕事中どうしても思い出せない名前があった。
「あれ・・誰だっけ?」
それは松本幸四郎の娘の名前。
「松本・・・何だっけ?」
一向に思い出せない。
負けず嫌いの私は誰に尋ねるでも無く、ただひたすら思い出そうと頑張った。
「あんな有名女優の名前が思い出せないなんて!」
アルツハイマーの恐怖が頭の中をよぎる。
私は心の中で叫んだ。
「お、俺はまだオッサンだ!老人じゃない!」
焦るれば焦る程、ますます名前が分からなくなってくる。
かくなる上は最後の手段、あ行から始まるであろう名前を一つ一つしらみつぶしにあたった。
ら行までには、いずれ名前にぶち当たるだろう。
「松本あいこ・・松本あきこ・・」
午前中はそうして時間が過ぎて行った・・・。

お昼。
まぐろ丼ともりそばを食べながら、果てしない死闘は続いていた。
どうしても思い出せないので次第に腹が立ち、絶対に自力で思い出す!と深く心に誓うと、私は新たな決意を胸にうどん屋の席を立った。
仕事と食事で集中出来なかった私はドトールの中にいた。
ここで珈琲を飲みながら昼休みの残された20分間で決着をつけるつもりでいた。
「松本しずかの次は・・・」

その瞬間、あるカップルの会話が聞こえた。

「待ったか?」
「ううん」



「松たか子!!!!!」

思わず叫ぶところだった。
私は心の中で大声で泣いた。
「松本じゃないじゃん・・・!松本じゃないじゃん・・・!」
嬉しさより悔しさが募った。
目に大粒の涙が溢れ自分自身を呪った。
「敵は己の中にあったのか・・・」

またひとつ大きく成長した中年37歳の春。


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