オーストラリア出身の俳優のケイト・ブランシェットさんが、
10月28日(水)に東京の明治記念館で開催された
「第37回高松宮殿下世界文化賞」の授賞式に出席しました。
そのニュースを観て、彼女が来日している事を知りました。
彼女は、「ディスプレイスメント・フィルム・ファンドトークショー」に登壇し、
特別ゲストとして駆けつけた役所広司さんに
「いつ一緒に仕事ができます?」と尋ねる一幕があったと報じられています。
彼女は、1994年に映画デビューし、
1998年公開の『エリザベス』でエリザベス1世を演じ、
ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、
アカデミー主演女優賞にもノミネートされ、一躍トップ・スターとなりました。
翌年の『ピープル』誌の「最も美しい50人」のひとりに選出されたとの事です。
僕も、この『エリザベス』で彼女を知りました。
異母姉メアリー女王にロンドン塔に幽閉され、
処刑に怯えながら過ごすエリザベスが、
メアリーの病死を受けて25歳でイングランド女王に即位し、
毅然とした女王となっていく様を上手く演じていると感じました。
まだ、それほど多くの映画を観ている訳ではないのですが、
例えば、ルーニー・マーラと共演した女性の同性愛の映画『キャロル』では、
最後のシーンの微笑みがとても印象的でした。
また、『ニュースの真相』では、ブッシュ大統領の疑惑を追及する
テレビニュースのプロデューサーを演じますが、芯の強い女性を演じていました。
彼女はまた、戦争や内戦によって、避難を余儀なくされた映画制作者、
または避難民としての経験を描いた実績のある映画制作者の活動を
支援・助成していますが、そうした事も今回の来日の目的の1つだったようです。
今回の受賞のスピーチでは、
「何も考えようとせずに確信ばかりがまかり通る不確かな世界において、
疑うことは想像のプロセスに不可欠だと考えています。
それが挑戦や問いかけ、探求のきっかけになります。
それこそが対話や人との繋がりを生み、変化を可能にするのです」と、
“疑い”こそが芸術の出発点だと語ったとの事です。
【今日の一句】
日本一 世界一には まだ遠く
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