この世にはバカバカしい論争がいくつもある。そのうちの一つがVtuber界隈における事務所ファン同士の対立である。企業同士が競争としてお互いを意識し高め合うというのは健全なことであるが、そのファン同士が相手を貶め合うというのは不健全極まりないものである。
私は今でこそにじさんじをよく見ているが、Vtuberを見始めたばかりの頃はホロライブを見ていた。今でもたまにスバルや枢ちゃん辺りの配信を見ることがある。
それで思うのだが、私がVtuberを見始めホロライブを見ていた頃は、にじさんじに悪印象を持っていた。それは良くない話ばかり見聞きしていたからだ。けれどにじさんじを見るようになってからは、逆にホロライブの印象が悪く感じるようになってきた。各々が相手方を下げるために叩いていたのがわかった。
そもそもタレント同士は仲がいいのに対立する理由がわからない。今でこそにじホロはちょくちょくコラボできる環境になったが、少し前まではコラボするどころかもはや話題に出すことさえタブーな空気感があった。そんなんだから長年にじホロでコラボ出来なかったんやぞ。リスナーが推しの活動を狭めるとはまさにこういうことである。それを払拭したのが確かにじホロぶる団だったと思う。グラブルもこのコラボも私個人としては興味無かったが、このコラボがきっかけで今にじホロのコラボが当たり前に行われるようになったので大変ありがたい。
元々Vtuber黎明期の頃(この先長くVtuber文化が続くなら今もまだ黎明期とも言えるが)は、事務所どころか男女の括りすらなく、ホロの女性V、にじの男性Vとでコラボすることすら普通にあった。それなのに長年の間、タブーな風潮が出来ていたというのが闇深い。
Vtuberを叩く話は、Twitterを見ていればいくらでも流れてくる。
Vtuberアンチはにじもホロも一緒くたにV豚と言ってして叩くのに対し、片方を貶める目的の者は明確ににじとホロで分けているし、「V豚」をという言葉を筆頭に界隈全体を刺すような自分に返ってくる言葉も使わないのでわかりやすい。
こういう人間は、相手の界隈の悪評を広めて叩いているつもりなのだろうが、それで自身の側まで貶めていることに気づいていない。界隈外の人間からしたらにじホロの区別などつかないので、Vtuberの良くない情報を見聞きしたらそれはVtuber全体、つまりにじホロ両方に対する悪印象に繋がるのだから。自分で自身の側の悪評を広めてしまっているのである。
ただでさえVtuberは風当たりが強いのに、自ら悪印象を広めている。本当に醜く愚かでくだらない論争である。
何が嫌いかより何を好きかで自分を語れよ。昨今はワンピースを叩く投稿も非常に多く見受けられ、非常に不愉快である。私はエッグヘッド編以降の、世界観の広がりとファンタジー色を強く感じる今のワンピースがめちゃくちゃ面白いので、昨今のワンピースを叩く様は自身の感性を否定されているようで悲しい。というか実際に今のワンピースを好きな人は、信者だの頭おかしいだのちゃんと読んでないだの言われて否定されている。
なので私は今のワンピースな好きな部分を書くことでささやかな抵抗をした。もちろん変に当てつけるような書き方もせず、ただ好きなところだけを書いた。何を好きかで自分を語りたいからだ。
Vtuberの話に戻すとして、風当たりの強いVtuber界隈においてこそ、変に対立して相手方を叩いて、界隈外に悪印象を広めるのではなく、もっと良いニュースを広めていくべきだと思う。つい最近だと、美術館がホロライブのらでんちゃんとのコラボで大きな経済効果を生み出した話とか それまでだったらスペイン村のンゴちゃんである。あと一応コラボのきっかけになったンゴちゃんばかり語られるが、サロメ嬢も一緒にコラボしたことがあるので、サロメ嬢の貢献も少なからず影響はあると思う。
ちなみにそこまで話題には上がっていないが、現在にじいばらきとして茨城県とあやかきのコラボというものをやっている。いろんなところであやかきの姿を見ることができたり、あやかき仕様の電車が走っていたり、周遊企画(スタンプラリー)など町中でいろいろ行われているらしい。あやかきオタクが推し活するのに大変ありがたいコンテンツであるだろう。
確かにあやかきはルンルンがいるので、なかなか良い効果がありそうに見えるが実際の結果はどうなるだろうか。そもそも収益とか公表されるのか知らんけど。上述したらでんちゃんとコラボした美術館は公表してるけど、茨城県は県だし市(コラボを展開しているのがひたちなか市)なのであんまわかんない。Twitterを見る限りは結構行ってる人も多く見えるし、公式アカウントでもその様子が紹介されている。特にこれを叩いている人も見かけないので良いニュースと言えるだろう。こういういまいち話題になってない良いニュースがもっと広まってほしいところである。
私は影響力が欠片もないので他人任せである。切ない。誰かミスター・サタンになってくれ。
ログインしてコメントを確認・投稿する