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2026年10月29日10:39

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9月の小旅行

8月のとある日、
何やら旅行会社風のハガキが入っていた。

いいかよく見ろ!
「タダで」
日帰りバス旅行に連れて行ってやるぞ!
メシも中華街でタダだ!!


よく見ても、そう書いてある。
なんとなんと、マジですかい?

オプションを見ると、お食事に〇〇を追加するといくら、
なんてのもあるけれど、タダ分だけで十分である。

なぜだ??

しかし、食事後の日程を見て気づく、
「なんかショッピングセンター的な何か」で買い物しかない。

これは、ここへ連れて行って金を使わせるためのツアーなのだな。

まあ良い。
何も買わなければ良いのだ。

というわけで、申し込んでみた。

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まだ、暑さの残る9月4日の金曜日。
平日のこんな日に来るのは、「暇なババアだけ」と思っていたがその通りだった。
私もジジイです。
つまりそういう、暇で金持ってそうな年寄りに「高額商品を売りつける」ための、
宣伝ツアーなのだね。

バスが走り出すと、
コンダクターのおねいさんが、とにかくガツガツガツガツ車内販売を始める。
おそらく、彼女はこれを売らないと稼ぎにならないのだろう。
いくらもらえるのかわからないが。

全体がタダであることも含めて、
本来は絶対に買わないようなものを買う。
だって可哀想じゃん。
一箱1000円の「伊勢海老センベー」
家で食べますたが、300円もしない中身でした。
それでいて箱がやたら豪華に見えるように作ってある。
悲しいね。

他にも鯖寿司とか色々売っていたのだけれど、
流石にそこまで買ってあげる気はなく。
不思議なのは、結構大量飼いしていたババアがいたこと。
近所の土産なのかもしれないけれど、サクラなのでは?と思える。
無料バスツアーなんだから「サクラを仕込む」のは当然と言えば当然。




まずは鎌倉へ。

お約束の、大黒埠頭でトイレタイム。

10時ごろ?
鎌倉相国寺へ。
で、いきなり自由タイム。
1時間で帰ってこいと。

ほうほう。
で、観覧料つまりチケットは自分で買えと。
なるほどつまり、「1時間にどこに行っても構わない!ということでつね!!」

速攻で、一人旅に出る。
相国寺??そんなものどーでもいい。
竹やぶの寺だっけ?ウッシッシ

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現地確認。

よし、「杉本寺だ!」
行ったことがない、しかも鎌倉ナンバーワンの古刹である(はずだ)!
適当な昔の記憶と、平安末期の御本尊という大好物に惹かれて、ダッシュ!
足が悪いのに。

学生服の中高生もおったぞ。
が、杉本寺に向かう人はほとんどいなかった。なんで?

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ご本尊は非開帳でしたが、それはよくあることで仕方ない。
古くていい寺でしたよ。
どのみち、ゆっくりはしていられないのだが、
まだどこかに寄る時間はある。
走れ走れ!
というわけで、「崩落して通行止めになっているはずの「釈迦堂切通し」をみに行く。

近くまで行けるかなあ?と期待はしたもののダメでした。

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本気で通り抜ける気ならやれるんですが、そこまではせず。

ちなみに、昔はこんなだったんですよ。と。

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映画にもよく使われましたよね。

そしてバスは、江ノ島へ。

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歩いているのは、
6割が中国人、残りの半分が、その他外国人でした。
(体感なので正確ではない)
ウヘーーー。

なんで江ノ島?って思うけど、手頃な外国人コースなのかな?
江ノ島のボッタ度は凄かったです。
あれを買うのか、恐ろしい。

住居のある裏道に入れば、通常価格のお店もあったので、
自分がご飯食べたりするのならそっちですね。

1145に戻って下さーーーい!

この辺りになると、きちんと遅刻するババアが現れるお約束です。


そして中華街へ。
名前なんだったかな?
ツアーを受け入れている店ですね。
大皿で、六人前ずつ?酢豚とか、青椒肉絲なんかが出てくる。

味は、文句は言わないよってレベル。
感動的に美味しいわけでもないです。
お茶やお酒は自腹で勝手に頼めと。

私は、当然のように紹興酒をティポット一つ分もらいました。
ウヘヘヘヘ。
酒飲まなくても平気だったんだけど、
少しは還元しないとね、タダなんだからうれしい顔
オプションの食べ物追加してないしさ。

で、おしまい。

さーーて次は、多分このリョコの本体。
謎の高額商品を押し売りされるところだ。



具体的な名称や、場所は記しません。

なるほどねと。
いらん時間を延々と使わされました。

なげーよ。

ムートンのシーツねえ。
ありえないくらい高いんだよ。
最高級ムートンでも、その半額以下ですよ。

もっといけないのは、
「光触媒加工」という売り。
汚れがつかないんだって。
あのさあ、汚れがつかないレベルの光触媒が塗り付けられていたら、
「ムートンの毛そのものを分解してしまう」んだよ。

流石に本当のことを言うのはやめたけどね。

こう言う繊維に光触媒加工するには、
酸化チタンの周りをサッカーボールのようにセラミックなどで覆うのよ。
もちろん、ミクロの話ですよ。

フラーレンとか、極小のサッカーボールのイメージかな。
昔のサッカーボールの黒い部分を通り抜けた「汚れ」だけが分解されるわけ。

でももちろんその程度の力だと、
「洗わないで平気」にはなりませんおにぎり

触った感触はねえ。
「硬い」
天然のムートンのしっとり感丸全くなかったよ。
化繊だろうなと思ったけど、そこまで詐欺を働くとヤバいので、
ムートンはムートンなんでしょうね多分。

しかしこういう、騙し商法は良くないよね。


そうして当たり前ですが、
何も買わずにだいぶ拘束されてから、バスは帰路についたのでした。
買った人いるのかなあ?







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