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2026年08月14日15:18

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DVD「あの花の咲く丘で君とまた出会えたら」

一番最近見た映画は「あの星の降る丘で君とまた出会いたい」ですが、
そもそもこれを見たのは表題にした映画の続編、という触れ込みだったから。
で、前に見たときの日記になんと書いてあるかな?と検索したら

なーんと日記を書いてなかった(笑

某マイミクさんに勧められて見た作品で、
映画館で見ようと思ってたらタッチの差で上映終了されてしまった(笑)。
…そのへんですでに「自分には縁のない作品だったな」となっていいわけですが、
お勧めが強力だったのでDVDを購入して鑑賞したわけ。
感想はそのマイミクさんあてのつぶやきで書いた、ような気がする。

映画見たなら記録しておかないとね!
記憶がそろそろ怪しくなる年代だしな!!(笑)
というわけで、DVDを発掘して再鑑賞してみました。
…ここまでが前置き。(長い

やっぱり再鑑賞すべきでしたね。
まず題名が!
前作題名は「あの花が咲く丘で君とまた出会いたい」だと思いこんでた。
そしたら「出会えたら」で終わってますもん、そりゃそうだわ。
特攻行っちゃうんだから「出会いたい」とか言えないよね。
福山の歌う前作主題歌も「君をまだ好きなまま飛び立つ僕はバカだね」と言ってる。
で、今回の映画のほうではその特攻隊の恋人の「生まれ変わり」な青年が出現。
産休代用教員に来た高校の近くで、何度も夢に見た百合咲く丘の公園を発見、
「ここだ…じゃあ百合の中に立ってるあの女子高校生も実在?」とか悩むわけ。
その場になぜか、その女子高生の10年後(くらい)の主人公も来ちゃう。
見つめあってしまうふたり。
青年のほうは主人公の顔に見覚えあるかも知れないけど
主人公のほうから見れば青年は初めて会った人。
初めて会った見知らぬ人を理由もなく声もかけずにじっと見つめちゃう女子。
フツーやらないだろ。なんかヘンタイな感じでした(笑

時間差のある運命の出会い、と言えば「ハウル」ですな。
「未来で待ってる!」はハウルじゃなくソフィーのセリフでしたが。
続編映画には倍賞千恵子も出ていてますますハウルな雰囲気。
役柄は、主人公が10年前(くらい)に突然戦時中にタイムスリップしたとき、
たまたま仲良くなった同い年(当時)の女学生、千代ちゃんです。
戦後80年たってますからすでに90歳を超える老婆。
主人公はその老婆に「昔のお友達そっくり」と声を掛けられる。
名前も百合ちゃんで同じね!と言われても主人公にはどう説明していいかわからない。
(そりゃそうだよね)
1週間ほど前に近くのホスピスに来た、というから何か重い病気でしょうが、
出会ったときは自分で歩けて特に具合悪そうでもない。

前作でこの主人公女子高生は、母子家庭でお金がない、好きな服も買えないのに、
大学なんか行けるわけがない、と進路相談にそっぽを向いてる。
昼はスーパーで魚をさばき、夜はコンビニでバイトする母親がイヤで仕方ない。
(魚臭い、と学校でもからかわれている)
ちょっとした言い争いから家を飛び出した主人公が、雨宿りのために入った洞窟、
少しだけ横になったはずなのに、目覚めたら戦争中。
日付は同じでも令和じゃなく、昭和20年の6月になってたわけ。

状況が理解できず(当たり前)飲まず食わずで歩き回って熱中症で倒れたとき、
助けてくれたのがもうすぐ特攻に出る彬(あきら)くん、21歳。
早稲田の哲学科の学生さん、終戦直前は大学生も招集されてたんだっけね。
その後も、「日本は負ける」と言ってしまったのを憲兵に聞きとがめられて
連行されそうになったときに割って入って助けてくれるし、
空襲で逃げ遅れて倒れたがれきに挟まれたときも、どこからか駆け付けてくれるし。
鼻がやたら高い秋田美男の彬くんですが、もしこんな美男じゃなくても
見知らぬ時代の見知らぬ街でこれだけ助けられたら好きになりますよね。

百合がいっぱい咲いてる丘は彬くんが案内してくれた場所。
百合は特定時期にしか咲かないし(おおよそ6から7月)花が散るのも早い。
それをまあ、満開の季節によく出会うことができましたねー。
「映画だからな」とは思うけど、ここは「運命だから」と書いておこう(笑

前作を見て「あ、これ続編にあった」っていうシーン、セリフに気付きましたよ。
たとえば「緊張したときは深呼吸」って言って「吸ってー、吐いてー」と号令するとか。
かき氷を食べて「幸せの味!」と言い合うところとか。
…そのかき氷が、削った氷に砂糖とか砂糖水をかけたものなのよ。
お砂糖が貴重品な終戦間際、特攻隊員さんに特別に出してるらしいんだけどね。
続編のほうで「生まれ変わり」の青年と食べるのは、
色とりどりのシロップとデコレーションが乗った豪華なかき氷。
暗い時代の精一杯の「幸せの味」と平和な時代の贅沢な「幸せの味」。

千代ちゃんにも特攻隊員の恋人がいた。
「幸せ多かれ」という短い手紙を千代ちゃんに残すんだけど、
実は特攻に出る前の日にお別れを言いにきたとき、実際に言ってるのよね。
「千代ちゃんは絶対に幸せになる!俺が言うんだから間違いない!!」ってね。
映画の終わりのほうで、千代ちゃんは病状が悪化して寝たきりになってるんだが、
ベッドサイドにその恋人が立つ。出撃する前の元気な笑顔のままで。
千代ちゃんは思わず立ち上がってこう言うの。
「あなたに言ってもらった通り、幸せな人生でした」って。
その日は戦没者追悼の花火大会でたくさんの花火が打ち上げられる。
星いっぱいの空に咲く大輪の花火の中、女学生姿に戻った千代ちゃんは
恋人と手を取り合って天国に旅立ったに違いない。

出撃前、彬くんは「教員になりたい」と言ってた。
子供たちが夢を持てる未来に進めるような教育をしたい、って。
愛読書のニーチェには「君だけに進むことができる道がある」と書いてあった。
彬くんが百合の花を胸に抱いて特攻機で飛び立った瞬間に
百合ちゃんはなぜだかもとの世界(夜に家出した翌日の昼ころ)に戻っている。
(向こうには2週間くらいいた計算なんだがそこはまあお話だから)
家に戻ってお母さんに「心配かけてごめん、大学に行きたい」と言う百合ちゃん。
教員になって彬くんの夢をかなえようと決めたわけだ。

続編では教員になって母校に勤務している。
学校は自分が前に通ってたまま、家もずっと住んでる古いアパート。
百合の花咲く公園は、いつできたのかな?
もしかしたら女子高生百合ちゃんの時代にはもう公園になってたのかもね。
百合ちゃんはいつからあの公園に「ときどき行く」ようになったんだろう?
なんとなく、教員として母校に勤務するようになってから、じゃないかと思う。

色白でお内裏様のような彬くんだが「生まれ変わり青年」の顔はあまり好きじゃない。
好みの問題なんだけど、なんか「惜しい」感じかなー。
彬くんももうちょっと顔を選んで生まれ変わってくれたらよかったのにね。
男は中身、外見じゃない、ってか?まあそうなんだけどさ(笑




■特攻に異議、命尊ぶ「人の道」=「芙蓉部隊」合理性重んじた少佐―100歳元隊員、平和実現訴え
(時事通信社 - 08月14日 07:32)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8907114
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