今朝は中森明菜の8thシングル「サザン・ウインド」(1984年4月発売)を聴いてました。
この曲はオレにとってはめっちゃ思い出ある曲です。というのは、これを聴いてオレは聖子派から明菜派に転向しちゃったからです。
それまでも明菜の存在はずーっと気にはなってた。「少女A」も「セカンド・ラブ」も「禁区」も「北ウイング」も良い歌だったし。でも、自分の中ではやっぱり「アイドル=聖子」みたいな意識があって、聖子のほうが圧倒的に好きだった。
中森明菜も確かに可愛かったんだけど(デビュー当時はふっくらしてた)、ツッパリっぽい影があったし、喋り方もアイドルの割には落ち着いていて、ちょっと無愛想な感じだった。聖子みたいなキラキラ系とは全く違うタイプのアイドルであることはガキなりに理解してたけど、その「明菜ならではの魅力」がいまいちオレには刺さらなかった。
ところが、である。
「サザン・ウインド」はそれまでの明菜には無かったタイプの、爽やかでノリの良い夏うたである。ただ、他の女性アイドルの夏うたと違って、翳りがあって温度感が低く、ちょっと明るさに欠ける。逆に言えば涼しげな感じで、聴いていて気持ちいいのだ。
この歌のヒロインは、聖子の「小麦色のマーメイド」やキョンキョンの「渚のはいから人魚」のヒロインたちみたいな、太陽が似合うタイプじゃない。海風に吹かれてオープンカフェのパラソルの下で優雅に果実酒を飲みながら、男の誘惑に乗るかどうかを考えている。
このちょっと落ち着いた感じ、夏の直射日光がギラギラ輝いてるのとは違う雰囲気が、とにかくもの凄く新鮮でカッコ良く感じられたんだよな〜。
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