カイシャにて、夏のイベントがあった。
今回は、いつも司会を務めているコードネーム=センムにかわって、コードネーム=フクセンムが司会を担った。
会場は外部の体育館を借りている。
センムはカイシャに残って、そちらの業務を監督することになっていた。
俺が残るよ、と言ったのだけど、自分が司会をやることに青ざめているフクセンム以外、誰も取り合ってはくれなかった。
たいていの場合は、クスっと笑って冗談として流されたんだけどね。
誰があいさつするんですか?って。
まぁ、シャチョウの仕事はそういうものだ。
数週間前からテンパって、一時は俺が怒鳴りつけられたりすることもあったが、当日になってみると、フクセンムは落ち着いたもので、立派に司会を担ってくれた。
センムは現場の状況を電波でとばしてリアルタイムで見ていた。
気持ちとしては、センムこそイベントに出たかっただろうけどね。
自分が司会をやりたいというのではなく、イベントでのオキャクサンたちの姿をその場で見たいから。
ただ責任上、俺かセンムのどちらかがカイシャにいなくてはいけないのはわかっている。
画面をみて、進行のタイミングとか気にはしていたようだけど、どうしても早くなりがちなフクセンムに対して、俺が黙ってタイミングを戻していたのがみてとれたようで、
「グッジョブでしたね」
と、終わった後に笑っていた。
大きなイベントのあとは、少し疲れるものだけど、まぁホッとしたね。
ログインしてコメントを確認・投稿する