去る3月22日に行われた栃木県の那須町の町長選で、
現職の平山幸宏氏が5099票を獲得し、
前町議の新人小山田典之氏の5098票を1票差で退け、3選を果たしました。
この事は、以前日記に書きました。
僅差だった事から、
小山田氏側は「全ての投票の有効と無効を再度判断すべきだ」とし、
町選管に異議を申し立て、町選管が4月、全投票用紙の再点検を実施した結果、
平山氏と小山田氏の票差は3票に広がり、町選管は異議申し立てを棄却しました。
小山田氏側は決定を不服として、県選管に審査を申し立てました。
県選管は5月16日、県庁で全投票用紙を再点検し、
790票の疑義票を抽出し、協議を重ね、有効か無効かを改めて審査してきました。
県選管は12日、現職平山幸宏氏の当選を無効とする裁決を公表しました。
県選管の再点検の結果、小山田氏の有効得票が平山氏を2票上回り、逆転しました。
町選管は4月、
小山田氏側が平山氏の当選無効を求めた異議申し立てを棄却しましたが、
県選管はこの棄却決定を取り消しました。
争点となっていたのは、候補者名と完全一致しない記載の票の判断との事です。
例えば、町選管は、平山氏の名字とともに、
名前を誤って記載した複数のケースを「有効」と判断しました。
町選管は最高裁判例を引き合いに、
書き間違いなどでも可能な限り有効票と解釈する立場を強調し、
小山田氏側の異議申し立てを棄却したことについては
「適法かつ正当」と主張しています。
一方、小山田氏側は町選管の対応について
「平山候補への投票は、極めて寛容に有効としている」
「公平性を欠いた判断が多数みられる」と訴えています。
小山田氏の名字と、平山氏の名前が混在した「小山田ゆきひろ」の票について、
町選管は「無効」と判断したが、小山田氏側は「小山田候補への投票を意図し、
名の部分で誤記があったと考えるのが自然で合理的」と反論していました。
今回の決定を受けて、平山氏は失職するのだと思いますが、
町役場では混乱が起きないでしょうか?
今回の採決に不服がある場合、東京高裁に提訴できる事になっていますので、
落ち着くまでには、まだ時間が掛かるかも知れません。
【今日の一句】
酔っ払い 酒は要らぬと 二日酔い
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