今朝はTMN(TM NETWORK)の8thアルバム『EXPO』(1991年)を聴きました。
いやぁ〜、これはマジで名盤です!オレはTMのアルバムだと『Self Control』『CAROL』の次にこの『EXPO』が好きです。
当時このアルバムを聴いた時の感想は一言「TMが帰ってきた〜

」です。オレは前作『RHYTHM RED』のハードロック/ヘヴィメタル路線が苦手だったんですが、このアルバムでは再び小室哲哉のシンセサイザーが前面に出てます。
シングル「Love Train」のカップリング曲だった「We Love The Earth」はもともとはチープなサウンドが魅力的でしたが、『EXPO』ではバスドラ四つ打ちとブットいベースラインが強調されて、重厚なハウスになりました。これ聴いてると、宇宙遊泳してるような気分になりますね。めっちゃめちゃ気持ちいい!
「Love Train」はTM最大のヒットシングル(オリコン最高位1位・売上枚数55万3000枚)です。ギターが前面に出たドラマチックなロックで、小室哲哉はカラオケで歌われることを意識して作ったそうです。ちなみにこの曲はもともとハウスとして作られていて、そちらは「Love Train (Club Mix)」として知られています。
「Jean Was Lonely」はラテン風味のハウス。ビートは激しいのにメロディに哀愁があって、南国の太陽の光と影を感じさせるような曲。
「Crazy For You」はバブル時代の東京の夜を描いた異色作。ハウスのビートに乗せて、宇都宮隆が扮するロックスターと恋人の会話がラジオドラマのように繰り広げられます。曲の背後では伊集院光の笑い声がなぜかずっと響いてます。
「あの夏を忘れない」はハウスを基本としつつも歌メロをしっかり聞かせる極上のポップス。前作からTMの作詞を担当し始めた坂元裕二の歌詞(「キスが終わるまで/夏が立ち尽くすよ」とか「君のいない一秒は/まるで永遠のよう」とか)が見事。
「大地の物語」は木根バラの傑作。プログレ調の壮大で重厚な曲で、TMらしい宇宙感覚がよく表れています。聴いてると広大な空間、悠久の時間の流れに吸い込まれそうな気分になります。
「月はピアノに誘われて」も木根バラの傑作。ボーカルも木根さんです。ジャケットでも分かるように、この『EXPO』というアルバムでは「月」と「ピアノ」がキーワードになってるようで、この曲はアルバムのテーマ曲みたいな感じがしますね。
ハードロック+プログレ的な「Tomorrow Made New」も重厚で力強い曲。歌詞はやはり坂元裕二。「安らぎはもういらない/すべて捨てて終わらせる」とか「ふるえるおまえの歌で/この躰に火をつけろ」とか、かつてのTMには無かった荒々しさがいい。
この『EXPO』が素晴らしかったんで次のアルバムにも期待したくなりましたが、結局TMは1994年に活動終了…。『EXPO』の中でも特にダンス系のサウンドは、その後trfに引き継がれていくことになります。
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