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2026年05月21日21:24

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読書メモ…社会はなぜ左と右にわかれるのか

 ジョナサン・ハイト著『社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学』を読んだ。

 これ、買ってから長いこと放置してたんだよなぁ。なんか、ハードル高くて。

 じゃあ、なんで買ったのかっていったら、買った当時、話題になっていたのだと思う。

 内田樹がどこかで言及していたと思ったのだけど、ブログを検索したものの、出てこなかった。なんてゆってたんだったかなぁ、って気になったんだけどね。俺のかんちがいかもしれない。

 さて、本書。

 左と右、ってゆうと、政治的な話題かという気はしていた。

 実際、まったく政治的な話が出てこないわけではない。

 ただ、中身としてはもっと広いと思う。

 原題は
『The Righteous Mind Why Good People Are Divided by Politics and Religion』

 良識ある人が、どうして政治や宗教で分断されるのか、といったところだろうか。

 進化生物学とか、哲学、歴史、かなり幅広く話題に富んでいて、中身が濃かった。

 本書をこういう本だった、というためには、もう少し咀嚼が必要だ。いくつか、面白い話、印象に残る話があった、というのが精いっぱいだ。

 でも、そういうちょっと背伸び気味で咀嚼する本が、いい頭のトレーニングにはなるんじゃないかな。

 読んでいる中で、マークとジェリーの道徳ジレンマという話があった。

 このエピソードなら、ほかの本でも読んだよなぁと思ったんだけど、訳者あとがきによれば、本書もしくは少なくとも著者ジョナサン・ハイトが最初に出した話なのだそうな。

 それがあちこちで使われるようになっている、ということなんだね。

 最初は、古典的な話なのかなと思ったら、起点が出てきたというのがなかなか興味深い。

 具体的な内容は、ネットを検索していただければ、すぐに出てくるだろう。

 犯罪とも、一口に悪いこととも言い切れないかもしれないが、でも人によっては強い嫌悪を感じること、という話があるものだ。

 では、どうしてそこに嫌悪を感じるのか。

 それを進化であったり、生物学であったり、さまざまなアプローチで考察していく。

 面白かったね。

 最近、咀嚼しきれてないけど、自分のものとしたいな、と思う本をいくつか読んだ。

 本書も、その一冊だ。
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