うつ病は本当に難しい。
ワシは専門ではないが、医者にはけっこう患者が多いのだ。
「うつ病」という同じくくりに入ると思えないほど症状が多彩で、
精神症状のほかに身体症状(吐き気とか頭痛とか)が出るのも特徴的。
で、治療薬だが、これがまたけっこう問題がある。
副作用がほぼ必発。
しかも内服開始して2週間以内が一番ひどい。
ここをすぎるとちょっと楽になる場合もあるが、
やはり「薬を飲むくらいならうつ病のままでいい」と言う患者がいるほどだ。
ただ、患者さんご本人の感覚はともかく、
薬を使い始めると明らかに表情がよくなるし、できることがゆっくり増える。
一方で、ちょっとよくなっては悪くなり、を繰り返すのもうつ病の特徴なので、
経過がいいときは患者さんといっしょに喜び、
増悪傾向がみられたら、あくまでも一時的なことで自暴自棄にならないように
患者さんを説得する。
病状が思い通りにならないことが「怒り」に結びつくことがあり、
医療者や周囲の人間が暴力を振るわれることもある。
うつ病患者の相手は実は大変なのだ。
うつ病の症状のひとつに食欲のコントロール不全がある。
何も食べられなくなって針のように痩せたり、急激に太ったりする。
もともと膵臓が弱い人の場合は糖尿病を発症するきっかけになったりする。
この記事ではいかにも「うつ病治療薬で糖尿病」みたいに書いてあるが、
記事についてる写真をみれば明らかに体重が多く、
うつ病になる前も血糖コントロールが悪かったんじゃないか、
検査を受けてなくてわからなかっただけじゃないのか、という気がする。
うつ病で食欲低下でなく「爆食」のほうに向かうと糖尿病は悪化するが、
うつ病治療がうまくいくと適正な食欲に戻って血糖、体重とも安定し、
糖尿病としての治療は不要になる場合もある。
「SAKAMOTO DAYS」福田雄一監督、重度うつ病だったと初告白 5年間も
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=8780867
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