草場一壽 (Kazuhisa Kusaba OFFICIAL)
知恵の言葉
ネイティブの人々に伝わる言葉は知恵の証として知られています。
本もいろいろ出ていますが・・・
しっかりと目を見つめられながら語られるとき、言葉の重さと美しさが胸に響いてきました。
生でお聞きした長老の言葉をいくつかご紹介します。
長老とは高齢者のことではなく、リーダーのことであり、特に精神性においてもリーダーという存在です。
「あなたがここにいるのには理由があります。それを尊重し、記憶に留めてください。」
「私はどこへでも行きます。なぜなら、私たちは皆一つ(One)だからです。私たちは皆、同じ『人間』という種族なのです。」
「もし私が亡くなったとしても、私はただ『隣の部屋』にいるだけですよ。そんなに遠くへは行きません。すぐここにいます。」
※ニューメキシコ州の長老、サキーナさんの言葉です。
彼女はいま97歳ですが、世界を3周して多様な人々と対話してきた「世界市民的」な智慧の守り手と言えます。
彼女にとって、「どこから来たか」という物理的な場所は、人々と分かち合う愛や祈りの前では意味を持たず、地球全体を自分の家、すべての人を自分の家族と言われます。
すべての過去が(たとえ辛いものでも)「今、ここにいる理由」であり、語り部としての使命だと。
「自分を許すことは、他人を許すことよりもずっと難しい。しかし、それを成し遂げたとき、本当の平和が私たちの心から始まります。」
「戦争は人を変えてしまいます。誰もが決して見るべきではないものを見てしまうからです。でも、火と祈りが私を人間へと連れ戻してくれました。」
※ベトナム戦争の元兵士であり、現在はチェロキーの伝統を守るファイアーキーパー、アランさんの言葉です。
地獄のような戦場を生き抜き、長い苦悩の末に深い知恵に辿り着いた方です。
「偉大な長老」として振る舞うことなく、魂が触れ合うたびに涙を流されるような純粋な方でした。
「ワド(チェロキー語で「ありがとう」)。あなたの温かな心に触れさせてくれて、本当にありがとう。私の戦いは、今、終わりました」・・・言葉が出ません。
「叡智は最初からあなたの中にあります。一歩も外へは出ておらず、一瞬もなくなりはしません」(グランドキャニオンに住む『青緑の水の人々』、ハバスパイ族のユークアラ氏)
「私たちが地球のどこから来たのかは重要ではありません。ジャングルの木が一本倒されれば、日本の空も悲鳴を上げる。だからこそ、私たちは今、このようにして出会い、固く手を携える必要があったのです。」(アマゾンの守り手・森のスピリチュアル・リーダー、チャナ・トゥウェ氏)
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