いつものように少し筋トレをして、走りに出ようと家のドアを開けると雨の音。
寒くて窓を閉めていたから気づかなかったが、雨の朝だった。
走り始めた当初は、雨の中でも走ったり、傘をさして散歩にしたりしてはいたけれど、さすがにそこまではしなくなった。
あたたかくなってきたとはいえ、まだ2月。
濡れたら、風邪ひいちゃうしね。
ということで、小一時間ほど部屋での時間が増えた。
観かけていた映画の続きを観る。
ナイト・シャマラン監督の『トラップ』。
ぜんぜん知らない映画で、前情報はなし。
ナイト・シャマラン監督の有名作というと、『シックス・センス』かな。
大どんでん返しのイメージはあるけど、正直、つまらない映画もあった。
さて、この映画。
いかにもいいパパという感じのお父さんが、娘といっしょにコンサートに向かっているところから始まる。
会話から、娘は友だちとの関係に悩んでいて、それを励まそうと娘が大ファンの歌手のコンサートのチケットをとってくれたパパ、という感じ。
ティーンに大人気という雰囲気の歌手なんだけど、コンサート会場はたくさんの警官や、SWATみたいなかっこうをした屈強な影が十重二十重。
ものものしい。
なんだろう、と思って父親が買い物のやりとりで、ちょっと打ち解けたスタッフに聞く。
いうなよ、といいつつ、スタッフが語るには、コンサート会場に今、警察がやっきになって捜査しているシリアルキラーがいるという情報がはいり、コンサート中に確保すべく厳重な配置が行われているという。
名のあるプロファイラーが指揮をとり、絶対に逃がさない態勢をとっている。
それを聞き、良いパパは笑顔で考え込む。
彼こそ、コンサート会場に追い込まれたシリアルキラー本人だったのだ。
なんとも、なんで?という展開なんだけど、意外と面白い。
シリアルキラー、どうしてコンサート会場にいることがわかったの?とか、そこまでの態勢をとらせるどんな犯罪を犯してきたの?とか、細かいことは一切カットされているんだけどさ。
説明でもたもたしないだけ、引き込まれるのかもしれない。
娘がコンサートを楽しんでいるのを邪魔しないようにしつつ、なんとか脱出への道筋を探るパパ。
観ていると、つかまるんじゃないかとハラハラするくらいなんだけど、いや待て、こいつは悪い奴なんだ、と倒錯した気分になる。
半分まで観たけど、このあとどうなるんだろう。
始動前の一人の時間、楽しく過ごすことができた。
マイナーな映画だけに、ものすごい傑作とか、一般受けする展開ではないかもしれないけど、最後まで楽しませてくれるといいな。
ログインしてコメントを確認・投稿する