山納 銀之輔
ルワンダで日本人が経営している幼稚園がある。
代表は山田美緒さん。
ルワンダには、10代で妊娠して子どもを産んだシングルマザーがたくさんいる。
ほとんどが飢えと貧困に喘いでいる。
それに気づいた日本人女性の園長が、毎日食べるものが無くて栄養失調の子たちを無料で預かり、勉強を教えている。
給食センターでは、子どもだけじゃなくて、お母さんたちの分まで提供できるように、毎日3人で200食分の料理を作っている。
給食センターで働いている女性たちはもともと、貧困のあまりに法律を犯して何度も逮捕されたり、路上販売をしたり、物乞いをしていた。
それが今は誇りを持ってたくさんの親子のために料理をつくっている。
とても幸せそうな笑顔で働いている。
後ろの建物には、トレーニングセンターを作って、お母さんたちの職業訓練をしている。
そのお母さんたちの中には、元は売春して生計を立てていた女性や、栄養失調で、子育てができなかった女性もいる。
でも学ぶ姿勢は真剣で、辛抱強さと真面目さで、縫製の技術は、ウガンダ、ルワンダでも1番丁寧でしっかりしている。
この幼稚園が出来てから数年で町中の貧困は90%解消した。
KISEKIの託児所と幼稚園の教育が素晴らしいため、今では貧困の家庭ではない子どもたちも有料で入ることも出来る。
運営に必要な経費は、日本からの寄付、1〜3週間体験で学びに来る日本人からの集金で賄っている。
世界中には、日本からは知ることはできないけれど、飢えや貧困で命を失う人たちがたくさんいる。
それに気づいて手を差し伸べる日本人がいるという事を見せてもらった。
町中の貧困を減らすことができた日本人。
感動した。
苦労は山のようにあっただろう。
でも何があっても諦めないで、信念を純粋に貫き通して生きている。
何よりも素晴らしいのは、来ている子どもたちの生き生きした姿だ。
ここは貧乏だから行けないということはない。
誰でも学べるチャンスがある。
その子たちの母親までもだ。
そして、その幼稚園で雇用も増えていく。
かつてはいつ命を失うかわからなかったけど、そこで働いている人は、毎日命を輝かせている。
ひとりの日本人が始めた幼稚園が、遠いアフリカの地で、貧困の子どもと母親を幸せにしている。
日本人は世界中を豊かにするチャンスを持っている。
なぜならば、生まれた時から蛇口から水が出る。
好きな場所に移動出来る。
冷暖房がある。
日本では当たり前のことが、発展途上国では最上級の豊かな暮らしだ。
貧困で命を失うことはない。
自分の国と生活環境が、とても豊かだということを忘れてるだけだ。
本当はいつも余裕がある。
それを思い出して欲しい。
お昼にラーメンを食べにいく金額で、10人の子供の命が救える。
日本はそれが出来るほどの余裕がある国。
それに、日本人のパスポートは、ほとんどの国に入国可能だ。
命の大切さには関係ない、がんじがらめにするための支払いはさっさと辞めて、世界中の人を幸せに出来ることをしましょう。
人生って一度きり。
いつ余命宣告を受けるかわからない。
いつ事故に遭うかわからない。
何かに囚われていっぱいいっぱいの人生よりも、救えるはずの命を救える人生。
困った人に手を差し伸べられる人生。
自分のためだけじゃ無くて、未来のために命を燃やす人生。
その方が充実した人生になる。
そして、誰になんて言われようが、どんなに困難があろうが、信念を持って純粋に貫き通してまっすぐ生きること。
それが命を輝かせるっていうことだ。
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