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2026年02月03日14:26

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秘顔 ひがん(히든페이스)

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 情欲に溺れる男と女、そんな2人を近くから見つめる男の婚約者の3人が、それぞれに秘密の顔を持ち、その秘密がはがされていくたびにどんでん返しが連続するサスペンススリラー。

将来有望な指揮者のソンジンは、オーケストラのチェリストでもある婚約者スヨンが、「あなたと過ごせて幸せだった」というビデオメッセージだけを残して失踪したことに動揺していた。喪失感に苦しむなか、ソンジンは公演のために代理のチェリストであるミジュと対面する。スヨンの代わりはいないと考えていたソンジンだったが、言葉にしがたいミジュの魅力にたちまちひかれていく。そしてある大雨の夜、ソンジンとミジュは、スヨンのいない寝室で過ちを犯し、欲望のままに求め合うが……。

出演は「エデンの東」のソン・スンホン、「パラサイト 半地下の家族」のチョ・ヨジョン、「財閥×刑事」のパク・ジヒョン。監督は「情愛中毒」のキム・デウ。(映画.comより)









<2025年6月22日 劇場鑑賞>

 すごい映画でしたね。ネタバレなしで書くのは非常に難しい。要点をまとめると、一応主人公?のソンジン(♂)は才能のある指揮者。婚約者でチェリストのスヨンは裕福な家庭のお嬢さんで、実はこの楽団もスヨンの親の持ち物です。ソンジンは、才能があるとはいえ、スヨンと結婚するから指揮者ができるのに、突然失踪されて激しく動揺します。自分はスヨンにやさしくし、大事にもしてきたつもりなのに・・・と、心当たりもありません。突然女性(奥さん)に逃げられる男はみな一緒ですね(笑)。



 しかしながら、今回のケースは、日本でよくある「積もり積もった不満に夫は何も気づかない」パターンではなくて、実はスヨンにはあるたくらみがあったのです。スヨンの母親が「あの子は普段から自分勝手だったから」と、つき放してまったく探さないのも不自然でしたし(しかしこの部分はスヨンの計画とは無関係)、自分の後継チェリストをちゃんと紹介して失踪するって、礼儀正しすぎると思ったし(笑)、この時点で「そんなことしたら、相手は若い女性なんだから浮気するに決まってるやんか」と思ったし、なにかといろいろ考えながら見ていたつもりだったのですが、こういう展開だとは予想できなかった。そして、「そっかぁ」と納得していたところで、最後の最後のシーン、意表を突かれましたね。「えぇっ!」と思ったけれど、でも爽快で応援できるエンディングでした。これって、結論から言うと「三方良し(さんぽうよし)」だったんじゃないかな。指揮者の彼も、スヨンも、そして後継のチェリストも、誰も排除されないで納得できる、って感じで。うまく作ってあると思いました。女性監督のようですね。さすがです。
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