維新の会が大好きな言葉が「身を切る改革」です。
それはそれで大変結構な事だと思うのですが、
「しんぶん赤旗日曜版」は、藤田文武共同代表が、
「公設秘書が代表の会社に約2000万円の公金を支出し、
その会社が公設第1秘書に年720万円の報酬を支払っていた」と報じたことで、
何が身を切る改革なのかと思われた方も多いかと思います。
この公設秘書は、兼業を認められていたのか?
720万円が本当に公設秘書にわたっていたとすれば、
それは所得となっていて、課税されているのか?などの問題があるかと思います。
維新の会は、国会議員の1割削減を提唱していて、自民党も同調しているようです。
これも何が身を切る改革なのかが分かりません。
確かに国会議員が減ればそれで国会議員に関する経費は減りますが、
個々の国会議員の内、身を切られるのは1割の議員だけで、
残りの9割の国会議員の身は何ら切られない事になります。
定数削減で国会議員でなくなった人は不運だったなぁと言う感じなのでしょうか?
本当に身を切る改革と言うのならば、
全議員の報酬を1割でも2割でも削減する事が、
正に身を切る事になると思うのですが、いかがでしょうか?
国会議員の定数の削減は、小選挙区で行った場合は、
蜂の巣を突いたような大騒ぎになりそうなので、
比例代表から減らそうと言うのが維新と自民党の考えのようです。
比例区は、小選挙区で敗れた候補の票が
死に票となる事を緩和しようとするものです。
これを削減するのは、少数意見の切り捨てになりそうです。
比例区と小選挙区の比率など、選挙制度の基本から議論しないといけない問題で、
簡単に比例区だけを削減する事は余りにも乱暴な話だと思います。
維新の会は、キチンと政策を練って提唱しているようには思えません。
1割の根拠は何か?
それで本当に身を切った事にあるのか?等々、
単なる面倒な事は棚に上げて言い出している感じがします。
このような乱暴な事がまかり通るとすれば、
民主主義の危機のような感じがします。
【今日の一句】
大き過ぎ 誰も及ばぬ その態度
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