mixiユーザー(id:39816565)

2025年11月04日16:16

58 view

異端者の家(Heretic)

フォト

フォト

フォト


 ヒュー・グラントが悪役を務め、天才的な頭脳を持つ男が支配する迷宮のような家に足を踏み入れた2人のシスターの運命を描いた脱出サイコスリラー。

若いシスターのパクストンとバーンズは、布教のため森の中の一軒家を訪れる。ドアベルに応じて出てきた優しげな男性リードは妻が在宅中だと話し、2人を家に招き入れる。シスターたちが布教を始めると、リードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開。不穏な空気を察した2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、携帯の電波もつながらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。実はその家には、数々の恐ろしい仕掛けが張り巡らされており……。

2人のシスター役に「ブギーマン」のソフィー・サッチャーと「フェイブルマンズ」のクロエ・イースト。「クワイエット・プレイス」の脚本家スコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を手がけた。「ノッティングヒルの恋人」「ラブ・アクチュアリー」などラブコメ作品で人気を博してきたヒュー・グラントが、イメージを覆す不気味な男を演じ上げ、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされた。(映画.comより)







<2025年4月27日 劇場鑑賞>

 この映画は、紳士的に見えるヒュー・グラントが、実はサイコな奴だった、というよくあるパターンの映画ですが、しかしながら、ヒューが作りこんである「彼の家」の仕掛けは尋常ではなく、普段どんな仕事をしているのか、こういうことに没頭していられるというのは、資産家なのか、とかいろんな疑問が湧くのですが、彼が持つ基本的な疑問「宗教とはなにか」「そんなに尊いものならば、何が一番なのか」「本当に救われるのか」といったものは、なるほど普遍的で、彼の理論にも一理あるような気もしました。個人的には、インド映画「PK」を思い出しました。こちらは他の星からやってきた生物(人を模写)が、人々が信じている宗教に面喰らい、じゃぁ何を信じれば幸せになるのかを探し回る、という筋立てでした。エイリアン役のアーミル・カーンがまばたきせずにエイリアンを演じ切り、どこへ行っても宗教的なものに行き当たるお国で戸惑う様子が、おかしいけれども真実味があって、なかなかに興味深い映画でした。



 さて、ヒュー・グラントの映画はそんなほのぼのした映画ではありません。こんなに「罠」が満載の家を作るなんて、かなりサイコです。それに、ここが「A24」らしさだと思うのですが、宗教をテーマにした映画なのに、人が死ぬんですね、わりと安易に。ちょっと驚きました。



 ラストは、熱心に布教活動していたはずのシスターが、なにかを悟ったような展開になってたのではないかと思います。いや、悟ったのではなく、もともとそう認識していたうえで布教活動していたのかもしれません。人の心はわかりませんが、やっぱり男一人の家に簡単に上がってはいけませんね。ブルーベリーパイの香料まで振りまいて「妻が今パイを焼いているから」と安心させたヒューも小賢しいわけですが。確認しないとですね(笑)。
4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年11月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記

もっと見る