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2025年10月29日00:11

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潮岬、熊野三山ツーリング　R07 (2025) .10.28

納車されてからこれで6回目のツーリングとなりますが、漸く16000回転のレッドゾーンの際までエンジンを回す事にしました。このZX-4Rは最高出力が14500rpm、最大トルクが13000rpmとあるので、少なくとも15000rpmまで回さなければその実力の程は判らない事になります。今回そこまで回せる事が楽しみでもあり不安でもあったのですが、その不安とは、隼からZX-4Rへとダウンサイジングしても結局はスピード狂という元の木阿弥に戻ってしまうのではないか、ダウンサイジングした事によって寧ろ危険度が増してしまうのではないかという事でした。もう2度と事故は起こせない身であるというのに…。

実は前回のツーリングでも若干の違和感を感じていたのですが…結果的に245km/hという速度は出ませんでした。シフトアップインジケータを15500rpmに設定していて、1速だとレブリミットに当たる事が何度かあったのですが、5速ではその設定まで何故だか回り切らない。あれ？と思いながら6速に入れてもそこから全く車速が伸びません。そこでお察し。何だ、国内仕様にはリミッターが付いているのか、そんなの聞いてないよ！

恐らくこれが隼だったら絶望していたと思います。何故ならばそれじゃ隼ではないから。でもZX-4Rはそもそも二度と事故を起こさない積りで購入したものです。私の慣らし運転が独特であるのは認めますが、漸く全てを開放して現実を知った今、何処かで安堵している自分が居るのです。ああ、これで良かったのだと。少なくともこれで走り方を変えざるを得なくなったのは確かでした。

・6速は基本、使わない。使うのは高速道路で低燃費走行する時のみ。もちろん高速道路で飛ばしたりはしない
・下道では基本、低回転域の馬力のなさを活かした走り方をする。追い越しをする時にはもちろんシフトダウンして速やかに行う
・人家のないワインディングロードであっても回す事を意識しない。遊べるのは4速までと心得て、寧ろスムーズに曲がる事を心掛ける
・何れはリミッターカットする事になるのかも知れないが、その恩恵は必要最低限に抑える。これで漸く開放される6速

㊧　橋杭岩にて
㊨　樫野埼灯台

㊧　潮岬にて
㊨　潮岬観光タワー

㊧　潮岬灯台
㊨　潮岬灯台から本州最南端を望む

潮御崎神社

納車してから休みの度に南側が雨だったので、本当は一番走らせたかった国道168, 169号といったワインディングロードがお預けになっていましたが、今回漸く走れますよ。しかも毎回の様に走行中は雨に降られていたのに、今回は絶好のツーリング日和とあって漸く買い直した革ジャンAVDJを着る事が出来ました。しかし15寺に出社しなければならない要件があったので、それまでには帰らなければなりません。よって何処まで行けるか定かではなかったのですが、早目の出立を心掛けて4:30には家を出ました。そうしたら熊野本宮大社には6:40に着いて、未だ参拝時間には早過ぎたので、結局は本州最南端の潮岬まで走らせてしまいました。その周辺で思いの外、長く時間を費やしてしまったので、後は駆け足の様に熊野三山を巡ってから帰路を急ぎました。

㊧　那智の滝
㊨　熊野速玉大社

熊野本宮大社

30分遅れで出社、17時過ぎまで居残ってから帰宅しました。因みに御朱印集めはこれで行きたい所は全て行き尽くしてしまったので、後は細々と続けるだけですよ。これで止めても良い位だけど、千糸繍院の西国三十三所の納経帳だけは再訪して御朱印を頂く必要があります。これが取り敢えずのツーリングの目的になるのかな。それとZX-4Rの同乗者用シートの下に熊野三山の交通安全御守も納めました。これで伊勢神宮の内宮と外宮を合わせると5つになるのですが、ETCを入れていると他には収納する余地がないので、これらのお守りは納めた儘にして置きますよ。

総走行距離、2540km
走行距離、488km
給油量、23.0L
燃費、21.2km/L

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