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2025年10月03日13:09

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ベイビーガール(Babygirl)

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 ニコール・キッドマンが主演を務め、すべてを手に入れたはずの女性CEOが満たされない欲望をインターンの青年に暴かれていく姿をスリリングに描いたエロティックスリラー。

ニューヨークでCEOとして成功を収めたロミーは、舞台演出家の夫ジェイコブや子どもたちに囲まれ、誰もが羨むような生活を送っていた。ある時、ロミーはインターンの青年サミュエルから目が離せなくなる。サミュエルは彼女の中に眠っていた欲望を見抜いて挑発を仕掛けてくる。行き過ぎた駆け引きをやめさせようとサミュエルに会いに行くロミーだったが、逆に主導権を握られ、2人のパワーバランスは逆転していく。

キッドマンが脚本構想段階から当て書きされたというロミー役を大胆に演じ、2024年・第81回ベネチア国際映画祭でボルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。「逆転のトライアングル」のハリス・ディキンソンが年下インターンのサミュエル、「デスペラード」などのアントニオ・バンデラスが夫ジェイコブ、「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」のソフィー・ワイルドがロミーに憧れる部下エスメを演じた。監督・脚本は「BODIES BODIES BODIES ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」のハリナ・ライン。(映画.comより)







<2025年4月2日 劇場鑑賞>

 ニコール・キッドマン、きれいな顔してチャレンジングですね。しかし冷静に考えると、こんな役、彼女にしかできなかったかもしれません。ちょっとあり得ないかな、とは思ったけれど、印象に残る映画ではありました。



 あらすじは上にある通りです。ニコールの夫のバンちゃん(アントニオ・バンデラス)は、優しいけれどちょっと強権的で、ニコールが書いた原稿を手直ししたり、着ている服を指して「それは似合わない。着替えて」と言ったりします。そうなると彼女も着替えるのです。ある程度、こういうタイプの男が好みなんでしょうね。しかしながら、ラテン系の濃そうなイメージとは裏腹に、sexは至ってnormal。そしてそのくせ、男は皆そうなのかもしれませんが、「自分は妻を満足させている」と本気で思っています。「うちの夫婦はうまくいっている」と。そのアンバランスで妻が不安定になっているとも気づかずに。そして、そこに気付いた今どきの若い子に、さっとかっさらわれてしまうのですね。



 もちろん、そんな関係は長くは続きません。やがて若い男は巣立ってゆくのですが、個人的にはそのきっかけとなるシーンがいただけないと思いました。若者も真剣にニコールを愛し始めるのですが、その二人が過ごしている部屋を訪ねたバンちゃんが、ショックのあまり心臓発作を起こすのです。そして若者は「これはいけない」と思って身を引く、と言う展開です。ダサくないですか?愛情や感情じゃなくて、年輩者が心臓発作を起こしたから身を引くって、どうよ。他になかったのかな。



 しかし、ともかく、彼女は強くなりました。前々から女性を小ばかにしている同僚男性が、相変わらずニコールの部屋で大きな態度を取っていると「私の部屋から出て行ってちょうだい。そんな口の利き方は許さない。屈辱を味わいたければプロに頼むから、あなたは出て行って」と言ってのけるほどに。驚いた男性は黙って退出。(私自身もそうだが)女だと言うだけで、波風立てぬよう適当に笑ってやり過ごしていたことに気付いた彼女に乾杯!もちろん、そうしないと世の中渡って行けないことも確かにあるんだけどね。
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