斉藤 一治
人間の食性は、牛や羊と同じ「草食」です。
人間の走る速度では、他の動物に「追い付け」ません。
追いついたとしても、人間の平爪では、動物を「捕獲」できません。
捕獲したとしても、人間の平歯では、動物の肉を「噛み切る」ことはできません。
人間の永久歯32本のうち、20本(62%)は、穀物を噛み砕き、磨り潰す臼歯です。
食性と言うのは素っ裸の生物が、いただだくことができるお命です。
ですから、私たちは、動かない「植物」すなわち「穀物」や「野菜」を食べる食性(生理)を持っています。
後になって、人間が罠を仕掛けて捕獲し、道具や火を使うことを覚え、肉食を始めたのは「食性」ではなく「食文化」に過ぎません。
穀物が生らない「地域」では、この「代用食」として「肉食」が主流になっていきました。
この地域限定の砂漠の風土が生んだ「肉食」が、「西洋文明」の旗印を掲げて世界を席巻してしまいました。
日本の風土に適合しているのが、日本の伝統食の「穀菜食」です。
人間の食性に一番近いのも「穀菜食」であり、唯一の「国際食」です。
生命力(氣)豊かな穀菜食を、良く噛んでいただきましょう。
お命、元氣をいただきまして、ご馳走様でした。
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