アメリカの俳優Leonardo DiCaprio(レオナルド・ディカプリオ)の2010年5月から1年間の収入は7700万ドル($1=¥100として77億円)だったそうです。1日2100万円!スゴい額ですけど、それほど羨ましくありません(ホント)。だって、調べまくって「おお、¥2安い!」店を見つけた時の嬉しさ(庶民のささやかな楽しみ)、わからんやろ。
そんな桁外れリッチマンの彼、環境保護活動に熱心なことが知られています。結構なことです。そして2021年にスタートアップ(新規事業開拓企業)に投資したことで「培養肉」がにわかに注目され始めました。
日頃あなたが口にしているビーフ、畜産農家が丹精込めて育て上げた牛です。屠殺(最近この言葉は使われなくなってきています。替わりの表現は「食肉処理」)・解体されて肉屋やスーパーマーケットの店頭に並ぶのですが、屠殺の方法は本稿0186【痛くないワケがない】で書いたように吊るして動脈を切って血を抜くんです。エゲつな!
それで「食うために牛を殺すのはアカンやろ」と、細胞を培養・増殖して作った人工肉を代替にしよう、というワケです。それが培養肉です。
具体的な作成プロセスは下記の通りです。
�_斑椶�ら細胞を採取
��培養液に入れて細胞を増やす
�A�やした細胞を集めて組織を作る
https://images.app.goo.gl/J6cHk7d9x6eHK1a97
培養肉のメリットは、動物を殺さなくてよい、ということ以外に、家畜を肥育しないのでエサが不要で衛生的だからビルなどの建物内部で生産可能であることです(野菜の水耕栽培のように)。大量生産も可能ですし、2ヶ月ほどで出荷できるので(一般的な牛は2〜3年)、上図にあるように世界総人口が97億人に達し、畜産物需要が今より70%増加すると予想される2050年には不可欠になるかも。
培養肉が提唱されたのは1930年とかなり昔なのですが、ようやく実現したのは2013年でした。でも挽肉が関の山、サシが入った霜降肉はムリでした。だからハンバーガーなどぎ実験的に(コストが掛かるので)作られただけです。
https://images.app.goo.gl/CHuqGfjLDa95KgTt9
そして2019年に東京大学の研究グループが筋繊維(サシ)が入ったステーキ状の培養肉を開発しました。
https://images.app.goo.gl/888znogwzPhpGbCY8
今やいつでも市場に出せる状態だそうです(味や食感は?)。とてつもなく高価だそうですが。
また近年、大手食肉企業が培養肉研究を始め、豚や羊、鶏・カモ・ウズラ、ウナギ、カニなどの培養肉の開発が進められています。
近い将来、あなたの家の食卓には当たり前のように培養肉が並んでいるかも。
https://images.app.goo.gl/k1mmNHrRAGUkMgKu7
思うに、そう遠くない将来は、この培養肉と大豆ミートと小噺0343で記したCO2ミートが本チャンの生きた動物の肉に替わっているのでしょう。
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