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2025年06月08日22:19

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野生の島のロズ(The Wild Robot)

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 アメリカの作家ピーター・ブラウンによる児童文学「野生のロボット」シリーズを原作に、野生の島で起動した最新型ロボットが愛情の芽生えをきっかけに運命の冒険へと導かれていく姿を描いた、ドリームワークス・アニメーションによる長編アニメ映画。

大自然に覆われた無人島に流れ着き、偶然にも起動ボタンを押されて目を覚ました最新型アシストロボットのロズ。都市生活に合わせてプログラミングされ、依頼主からの仕事をこなすことが第一の彼女は、なすすべのない野生の島をさまよう中で、動物たちの行動や言葉を学習し、次第に島に順応していく。そんなある日、雁の卵を見つけて孵化させたロズは、ひな鳥から「ママ」と呼ばれたことで、思いもよらなかった変化の兆しが現れる。ひな鳥に「キラリ」と名付けたロズは、キツネのチャッカリやオポッサムのピンクシッポら島の動物たちにサポートしてもらいながら子育てという“仕事”をやり遂げようとするが……。

監督は「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース。「ブラックパンサー」シリーズのルピタ・ニョンゴが主人公のロボット・ロズの声優を務め、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・スーが声の出演。日本語吹き替え版はロズ役を綾瀬はるかが担当し、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らも吹き替え声優として参加した。アニメ界のアカデミー賞と言われる第52回アニー賞では長編作品賞、監督賞など同年度最多の9部門を受賞。第97回アカデミー賞では長編アニメーション賞のほか、作曲賞、音響賞の3部門にノミネートされた。(映画.comより)





<2025年2月9日 劇場鑑賞>

 見る前は「どうせ人工だったはずのロボットが感情を持つようになるっていう展開でしょ」な〜んて少し思ってました。反面、「しかし今また作られるのだから、なにか斬新な展開があるのかも」とも思っていました。期待半分、諦観半分。しかし、やっぱり評判が高いだけのことはありました。本当によくできていたと思います。

 未来の話。最新型アシストロボットは、たぶんソーラーパワーとか二酸化炭素とかで動けるんでしょうね。一度スイッチが入るとずっと動いてました。そして、動物たちの言語もすべて学習してしまう。「なるほど」と思いました。行動や習慣も習得してしまうので、大した時間をかけずに動物たちとお話しできるようになっていました。これ、すごい能力ですよね。じゃ、我々人間も、きっと行動の先読みをされてしまうのでしょうね。それとも「そういうことは人間がいやがる」というふうに設定されているのでしょうか。ともかく、動物たちのアドバイスにも忠実に従うので、皆と仲良くやれてますし、素直で真面目な分、習得も早いので、”親”と認識されて”クライアント”となってしまった雁の子供キラリの子育ても、うまくこなせているようです。

 そして、キラリはキラリで、自分の母親の習性をきちんと把握し、雁の仲間にも「(母は)次はこうするだろうから僕たちはこうすればいい」みたいなアドバイスを的確に伝えることができるし、母親が予測した事柄に対する理解・反応も素早く(例えば危機を回避する、など)、その次になすべきことを素早く判断できるようになっていました。そう、リーダーの資質を気負うことなく持ち合わせているのですね。この展開は素晴らしいと思いました。

 もちろん、雁は渡り鳥ですから、別れはやってきます。ロズはロボットだけれど、最新型ですから感情を持つことも可能だったのですね。そして、それは真に相手を思いやることができる能力でもあったので、ミーガンのように暴走することもありません。大変に美しい物語に仕上がっていました。当たり前ですが、画面も美しい。いい映画でした。こんな能力、私も欲しいと思いました。


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