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2025年05月03日07:19

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甲状腺機能亢進はよくある疾患だが

若年から中高年女性に多い。
なんらかの事情で甲状腺ホルモンが増加する。
甲状腺ホルモンは、一般的には「代謝亢進」を役割にしているので
「運動してないのに汗をかき動悸がしていくら食べてもやせていく」のがイメージ。
精神的な影響はあまりないので、今回の交通事故とか看護師蹴りには無関係。

関係あるなんて言ったら、世の中にたくさんいる
甲状腺疾患を持つ女性に大変に失礼だぞ。

双極性障害は昔は「そううつ病」と言われた。
うつ病は、これも一般的イメージだが「気持ちが落ち込み行動も抑制」される。
躁病はこの反対で、ばんばん外に出ていろいろなことを言ってあれこれやらかす。
双極性障害はこのふたつが入れ替わり立ち代わり出てくる。
どっちも薬があるので、状態を見極めて投薬しなくちゃならない。
どっちかつーと「そう」状態の方が問題を起こしやすいので
「そう」の薬をずっと飲ませてうつに入ったら薬を足す、みたいな場合が多い。

これだったら、うーん、あの行動もありえるかな。
ちょっとしたことでカーッときてしまうので映画撮影現場で問題行動、
その後マネージャーからわざわざ運転替わってトレーラーに突っ込んで交通事故。
搬送された病院で用もないのに歩き回って注意した看護師に殴る蹴る。
‥そう状態「あるある」ね、って感じ。

ここでひとつ注意。
うつ病も双極性障害もそうなんだけど、特に原因がない場合が多い。
精神病は実は全部そう。
感染症なら同じ原因菌に感染すれば(強い弱いの差はあれ)同じ症状を起こすけど、
同じような過労とかストレスとかあっても、同じような精神病は起きると限らない。
過労もストレスもほとんどないのに発症することもある。

広末涼子に「大変な過労とストレス」あったのね、気の毒ね、って
言いたいファン心理は理解できるけど、おそらくそうではない。
だから仕事を休養して過労とストレスがなくなれば治るか、といえば
そうではない。

治療で状態がよくなっても、いつぶり返して悪化するかわからないから
「病気」というより「精神的な体質が変化した」と考えたほうがしっくりくる。
進行した「がん」を克服したあと、治療前と同じ体に戻れるわけではない、
再発の可能性がなくなる10年後でも前よりいろいろ不具合が起きやすい、のと似てる。

甲状腺疾患はいろいろ種類はあるけど、運がいいと薬をやめて
通院しながら定期検査でよい場合もけっこうある。
手術が必要になり、術後は一生薬を飲むようになる場合もある。

追記;
このふたつが併発することは非常に珍しい、とか言ってる専門家がいるらしいが
森田豊ってのは医師免許はあるけど内科だの外科だの産婦人科だの
いろんな科をかじった挙句今は臨床医をしてない。
つまり精神医学をずーっと見てた専門家でもなく
甲状腺疾患のスペシャリストでもない。
「この二つが併発するのは非常に珍しい」って「自分はみたことない」の意味だろう。
相手にしても仕方ない。
甲状腺疾患をもつ女性はけっこう多いし、双極性障害の患者も少ないわけでない。
この二つがたまたま合併することは当然あり得る。
「珍しい」ってのは「絶対にありえない」わけではなしね。

さらに追記;
言うまでもないけど、甲状腺疾患も双極性障害も
「心神喪失」にはならないので、犯罪がちゃらになることはない。
ただし、追突されたトレーラーの運転手は犯罪に問わないと言ったそうだ。
「殴る蹴るを受けた看護師」がどう出るかだけど、
医療業界はへんな患者から暴力受けることはけっこうあって
労災が適用されて治療費出るから、たぶん「穏便に済ます」話になるだろうね。

広末涼子、双極性感情障害などと診断 全芸能活動を休止「心身の回復に専念」【報告全文】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8298944
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