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2025年04月29日18:20

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カルキ 2898-AD(Kalki 2898 AD)

 「バーフバリ」シリーズのプラバースが主演を務め、インド神話の神々が未来の地球の命運をかけて戦う姿を壮大なスケールで活写したSFアクションファンタジー。

西暦2898年。世界は荒廃し、地上に残された最後の都市カーシーは、200歳の支配者スプリーム・ヤスキンと空に浮かぶ巨大要塞コンプレックスに支配されていた。ある日、コンプレックスに囚われていた奴隷の女性スマティが、宇宙の悪を滅ぼす「運命の子」を身ごもる。スマティは反乱軍に助けられてコンプレックスを脱出するも巨額の懸賞金をかけられ、特殊部隊と賞金稼ぎたちから追われる身となってしまう。コンプレックスと反乱軍の激戦が繰り広げられるなか、一匹狼の賞金稼ぎバイラヴァもスマティを追うが、6000年もの間「運命の子」の出現を待ち続けていた不死身の戦士アシュヴァッターマンがスマティを守るべく立ちあがる。

プラバースが賞金稼ぎバイラヴァ、「トリプルX 再起動」のディーピカー・パードゥコーンが運命の子を身ごもるスマティ、ボリウッドを代表する俳優アミターブ・バッチャンが不死身の戦士アシュヴァッターマンを演じた。

※本編尺は2D上映版が168分、IMAX上映版が180分で、2つのバージョンが上映される。(映画.comより)





<2025年1月5日 劇場鑑賞>

 今回はIMAXで鑑賞したので、多分長いバージョン。まぁどちらにしてもインド映画は長いので、さほど気にはなりませんでした。どうでもいいことですが、個人的には「プラバースの腕がたるんでいたなぁ。天下のプラバースも歳を取ったな」って思いました(ファンの方、すみません)。

 上のあらすじでは省略されていますが、実は冒頭に神話のシーンがあって、アミターブ・バッチャン演じるアシュヴァッターマンが、戦争に乗じてある胎児を殺そうとしたところ、神ヴィシュヌの8番目の化身であるクリシュナに呪いをかけられ、不死となってしまいます。額の神聖な宝石も取り上げられ、アシュヴァッターマンは自ら滅んでゆく愚かな人類史をしっかりと見届けることになってしまいます。ヴィシュヌの10番目で最後の化身であるカルキの母親を守ることによってのみ、救済されるのだと告げられて。

 場面は変わってその6000年後(!)。地球は荒廃し、スプリーム・ヤスキンと言う悪代官に支配されています。空に浮かぶ”コンプレックス”は繫栄しているようなのですが、地上の唯一の都市カーシーは荒廃し、無法状態です。主人公のプラバースは、お金を貯めていつかコンプレックスに行くことを夢見ている賞金稼ぎ。なんだかマット・デイモンの「エリジウム」を見ているようでした。

 さて、ヤスキンは妊娠可能な女性を集めてはさらっていき、何か企んでいるようです。しかし、世紀末の世では、もはや妊娠を継続することは難しく、女性たちは次々に失敗しては殺されていってしまいます。そんななか、妊娠を150日以上継続している女性がいました。これがディーピカさんです。なぜ彼女だけ?それは、その胎児こそがカルキだったからです。当然アミターブ・バッチャン演じるアシュヴァッターマンも彼女を守るために登場します。そこで、ジャーヴィスみたいな「話す優秀なメカ」と組んでお気楽に賞金稼ぎしていたプラバースも、彼女を狙って参戦。ヤスキンに彼女を捧げたい部下たちと反乱軍、いろんな輩が入り混じっての壮大な戦いとなって行きます。

 終盤、プラバースが突然覚醒しバッチャンと戦うシーンがあります。二人ともとても強い。多分プラバースの出生に秘密があるんだということが示唆されるわけですが、そこは続編にゆだねられるようです。しかし、このシーンが一番見応えがありました。プラバースも良かったけれど、バッチャン御大がとてもカッコよかった!長い映画で少し感じていた疲れが一気に吹っ飛んだ感じでした。これは続編も見たいと、ここで思いました。80代のバッチャン、さすがの立ち回り。続編も期待しています。


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