今日4月8日はアイドル歌手・岡田有希子の命日(佳桜忌)である。
彼女が18歳で自ら命を絶った1986年4月8日というと、オレは高校に入学した直後である。衝撃でしかなかった。「アイドル歌手」と「死」が、オレの頭の中ではどうしても結びつかなかった。
当時オレにとって岡田有希子は2番目に好きなアイドルで(1番目は中森明菜)、大ファンとまではいかなかったが、よくテレビで彼女の歌を聴いてた。
岡田有希子は正統派というか、80年代半ばにしてはやや古風なアイドルだった。清楚・上品・可憐という言葉が似合う。歌はうまかった。「圧倒的な歌唱力」というのとは違う。さりげなくうまいのだ。
しかしそんな岡田有希子は、人知れず闇を抱え、苦しんでいた。それを表に出すこともできず、彼女はテレビの中でいつも微笑んでいた。
岡田有希子がいなくなった後、オレはだんだんアイドルを聴かなくなっていった。当時大流行してたおニャン子クラブには興味を持てず、渡辺美里のような女性ロック歌手に惹かれるようになった。
それでも、岡田有希子の歌がオレの中から消え去ることは決して無いのである。
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