本日の世見 2025年3月29日(土曜日)
『クルド人』
私が暮らす川口市のお隣の市が蕨市です。
この蕨市は今、「ワラビスタン」と呼ばれています。
この「スタン」はペルシア語で“国”や“土地”の意味です。
蕨市だけではありません。
川口市にはペルシア(イラン)系のクルド人約1500人以上が暮らしています。
私がこの地域で暮らし始めて今年で27年です。
私がこの地に来た頃は、殆どクルド人らしき人は見られませんでした。
彼らは1990年代以降にトルコやイランなどから来日して、次第に数を増やしていったといいます。
その多くは難民ということなのですが、誰一人として日本で難民申請を行なっても認められてはいません。
これからも日本を目指すクルド人が増えることでしょう。
クルド人とは、ペルシア語系のクルド語を話し、宗教はイスラム教スンニ派の人が多いようです。
人口は推定3500万人にも達します。
クルド人は“国を持たない世界最大の民族”と呼ばれています。
昨年から私が暮らす地域では、ビックリするデモが続出しています。
昼過ぎの日曜日、私が住む家の前は警察官で道が塞がれていました。
今では家から一歩出ると国際色豊かな街になっていて、国境のない市になっています。
私自身に困ることは起きていませんが、日本の目指すクルド人にとって、この二つの市は住みやすくなっていると思っています。
トランプ大統領なら、直ぐに国から追いだすのかも知れませんが、お子様と仲良く歩かれているクルド人を見ていると、何ともいえない思いがします。
まだまだ波乱は続きそうです。
独立への道は半ばのクルド人です。
一日でも早く国家建設の悲願が達成されるのを願いたくなります。
彼らの歴史は、16〜17世紀オスマン帝国とサファビー朝ペルシアが衝突して勝手に国境線を策定した結果、クルド人は両国に分かれて暮らさねばならなくなったというのですから、心苦労の多い民族なのです。
でも、いつ大きな出来事が起きるかわからないくらい、デモが大きくなっている気がします。
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