クドカンは脚本が上手いやね‥
舞台は南三陸の小さな湾を囲む町。
時は2020年、TVで某豪華客船の船内感染爆発のニュースが流れている。
問題点を箇条書きにする。
1)過疎が進んで空き家が増え、役場は扱いに困っている。
2)ももちゃん(役場で空き家を担当してる)のとこも空き家を抱えている。
3)まず自分とこから始めよう!とばかり貸家としてネット登録する。
4)「まだ一人も感染者のいないこの町にもし都会の人がきたら大変なことに?」
5)登録解除しようとしたら、すでに家に人が来てた!
あらすじになってますね(笑)。
震災映画、正確には「震災復興モデル提案映画」である。
出てくる人が全員「いい人(クマも)」で、いろんな都合がものすごく都合良くて、
「被災地の人って助けてもらって当然って思ってますよね」みたいな
「それ言っちゃダメなやつ」が出てきてもいいじゃないか。
モデル提案なんだから。
まだいくらでも残ってる、震災の傷。
土地にも人にも、心の中にも。
ワシは津波もかぶらず誰も身内が流されてない、たまたまあのときここに住んでただけ。
そのワシですら、映画の中の震災の傷を描いたシーンで何度も泣いた。
そこから、こんなふうに前に進んでいけたらいいな。
何も捨てないで壊さないで忘れないで、それでも前に進めたらいいな。
そんな映画。
今や伝説の名作朝ドラ「あまちゃん」では、震災が残酷に描かれた。
実際の被災、被害場面を出さずにあそこまで悲惨な映像作品は他にない。
あのドラマの最終回のラストシーンで、主人公のあきちゃんゆいちゃんが
手足をばたばた振りながら、ながーい堤防の先に向かって走っていく。
(ドラマオープニングの背景であきちゃん一人が走るシーンの回答になってる)
この映画は、あの堤防の先にある未来を描いたものだ、とワシは思う。
いい映画ですよ。
追記;
南三陸のおいしいものがてんこ盛りで出てきます。
あまりにも空腹な状態で鑑賞すると、見終わったとき大変な状態になってるかも。
お近くに「南三陸の海の幸と芋煮」を出す店があるといいんですが。
追記2;
おらだづはいんだけっども
とがいのすとがみんだったら
「ずまぐ」ねぇどわがんねんでねぇべが
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