今日、石破総理大臣の施政方針演説が行われました。
まだ全文を読んでいる訳ではありませんが、
石破総理は「楽しい日本」を目指すとの事です。
ネットで報じられている内容から考えた時に、
余りにも能天気で、ピントが外れているのではないかと思いました。
まぁ「美しい国」よりは良いかとも思うのですが、
現在、生活苦に悩んでいる人にとっては、
何を言っているのかとの感じになったのではないかと思います。
生活を楽しむ様を表現するのに、鼓腹撃壌(こふくげきじょう)との言葉があります。
中国の歴史書「十八史略」に出て来る言葉で、
満腹で腹つづみをうち、足で地面をたたいて拍子をとる様を表現し、
善政が行われ、人々が平和な生活を送る様を言います。
中国の伝説上の聖天子である尭(ぎょう)が、
世の中が治まっているのかどうかを確かめるために、ひそかに市井に出たとき、
老人が腹つづみをうち、地面をたたいてリズムをとりながら、
太平の世を謳歌する歌をうたっていたという故事から出来た言葉です。
今の日本では、中国に対する危機感を煽り、
敵基地攻撃能力など、膨大な防衛費を注ぎ込み
戦争が出来る国にしている感じがします。
また、闇バイトに代表される、治安の悪化もあって、
とても太平な世の中とは言えない状況です。
物価高には、賃上げを進めるとの事ですが、
賃上げが進んでいるのは大企業だけなのではないかと思います。
更に、資産運用立国を目指すとの話もありましたが、
これも資産のある人に限った事ですし、運用にはリスクも伴います。
運用できる資産を持っていない人の方も多いのではないかと思います。
「楽しい日本」は、お金のある人だけに限った事のように感じました。
堯は、平陽に都を定めますが、
屋根はかやぶきでその先端を切りそろえず、土の階段が三段だけと、
質素な生活を自ら進んで行います。
年老いて政治が出来なくなると、自分の息子が不肖なため、
諸侯から推された舜に帝位を譲ります。
そんな政治家は、今の日本にはいないような気がします。
【今日の一句】
ドライブよ 軽では皆に 断られ
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