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2025年01月16日10:44

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ジキルとハイド

■一家3人殺害、孫に懲役30年=「動機に同情」も―静岡地裁支部
(時事通信社 - 01月15日 20:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8168298


 この被告人は、解離性同一性障害らしい。いわゆるジキルとハイドだ。
 そして犯行は、ハイドの時に行ったという筋立てができる。それでも、裁判所は、この被告人に責任能力はあると判断した。
 心神喪失者は、責任能力がないとして、犯罪行為を行っても処罰されない。心神喪失とは、精神の障害により是非善悪の弁識能力がないか、あってもその弁識に従って行動する能力がない状態をいう。
 解離性同一性障害というのはあまり詳しくは知らないのだが、一種の「精神の障害」なんだろう。そして、個人的に思うのは、一つの肉体に2つの人格が宿るといっても、もともとあった主たる人格は、あるのではななかろうかと思う。それが、過酷な現実に遭遇し、自己防衛のために人格を分離させたということなんだろう。
 数値化しにくい話だとは思うが、例えば、ジキルがメインキャラクターで、ハイドがサブキャラクター。人格全体に占めるジキルの割合が8割ハイドの占める割合が2割という喩えはできると思う。
 そして、ジキルには、是非弁識能力も行動制御能力もあるが、ハイドには少なくとも是非弁識能力又は行動制御能力のいずれかが欠けるということなんだろう。
 こういう精神の障害の場合、責任能力の判断は、メインのキャラクター(ジキル)で行うのが真っ当なんだと仮定すると、結局、その者の責任能力の判断に際しては、ジキルがハイドの行動を制御できたのかという話になるんだと思う。こういう観点から解離性同一性障害者の責任能力を検討すると、自己防衛のためにハイドが出来上がったのだから、ジキルの方で己のハイド的要素を外部に追いやったと言えないだろうか。もしそうならジキルとハイドの間には意思連絡はなく、ジキルはハイドの行動を制御できないということになり、責任能力はないということになると思う。
 どうなんだろうね。
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