■新大関・大の里、伝達式で「唯一無二の力士を」所要9場所“史上最速大関”の誕生【大相撲】
(TBS NEWS DIG - 09月25日 12:56)
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今日両国国技館で開かれた大相撲十一月場所(九州場所)の番付編成会議と臨時理事会で、九月場所で優勝の関脇大の里の大関昇進が満場一致で承認され、正式に決定した、ですか。茨城県の阿見町にある二所ノ関部屋で行われた昇進伝達式では、師匠の二所ノ関親方(第72代横綱稀勢の里)を傍らに、協会から送られた使者である理事の出羽海親方(元前頭小城ノ花)と審判部の放駒親方(大の里と同じ二所ノ関一門、元関脇玉乃島)から「関脇大の里が全会一致で大関に推挙されましたことをご報告いたします」と昇進の旨を伝えられた際、「謹んで申し上げます。大関の地位を汚さぬよう、唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」と口上を述べ、伝達式を終えた後、「実感が湧きました。本当にこれからだなと思いますし、まずこの番付になり今までとは違うと思うんで、もっと自覚を持って結果が全てだと思うので、そのためにしっかり稽古して十一月場所を迎えたいなと思います」と、その決意を語ったとか。「謹んで申し上げます」は「謹んでお受けいたします」と言おうとして間違えたのかもしれませんが、幕下付け出しでの初土俵(10枚目格)から所要9場所(昭和以降では豊山(後に時津風親方。協会理事長歴任)と雅山(現:二子山親方)の所要12場所を上回史上最速)、かつ直近3場所(小結1場所、関脇2場所)で34勝11敗、うち2回の優勝と言う見事な成績での昇進であり、難なく突破しての第74代横綱への昇進に向け、期待も大きいと思います。
協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)は、「対策してくる相手に対し、力強く前に出る圧力と馬力のある相撲をみせてくれた。安定感があり立派だった。今後は大関として立場も変わり、求められるものも大きくなってくるが、相撲でも私生活においても全力士の手本となってもらいたい。」とコメント、右差しに加えて左押っ付けが加わり、「これまでは右だけ警戒していればよかった相手が、左も気を付けないといけなくなり、対策が難しくなった」(八角理事長)取り口に加え、合い口の良くなかった相手や先場所黒星の相手からも白星を重ね、「黒星から学ぶ」と言う姿勢が今場所の賜杯に繋がったと思います。
しかし、十一日目の琴勝峰戦あたりからやや苦戦しながらの土俵となり、優勝が決まった後ではありますが、千秋楽の関脇阿炎戦で両手押しに仰け反り、上体が浮いてあっさり引き落としを喰らうと言う負け方が“不安要素”になるかもしれず、直近3場所中2場所目が9番に終わったのが“大きな意味を成す”ことになりかねないとも思います。
陥落者もとみに多くなり、“鬼門の番付”と化した感があるのが昨今の大関の番付であり、その洗礼を受けないとは言い切れないのも懸念材料の一つとも言えるでしょう。幕下付け出し初土俵から横綱に昇進したのは第54代横綱輪島のみであり、相当な“狭き門”へのチャレンジとなると思いますが、注目したいと思います。
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