最近はTVに出なくなったから忘れた人もいるかもしれないけど、
コロナ対策で有名になった「尾身先生」は
WHO勤務の時、天然痘撲滅についてものすごい働きをした。
天然痘はどういう病気か知らない人も増えてると思う。
撲滅されて、今はもう地球上にない病気だからね。
かかってしまえば免疫ができて一生感染しないけど、
感染すれば死ぬこともある、顔にあばたを残すので差別される。
清潔と栄養のゆきとどかない地域では、この病気での乳幼児死亡がすごかった。
尾身先生とその仲間たちは、そういう地域に行ってワクチンを打った。
ワクチンそのものへの誤解を解くために長い時間を作ることもあった。
カンボジアの話。
当時はポルポト政権、クメール・ルージュと言われるテロ組織が国を支配し、
こどもには銃を持たせて人殺しのみを教育したので、
政権が倒れた時、国の立て直しが大変だったそうだが、
その、クメール・ルージュが気に入らない人間を殺しまくってたときに、
尾身先生は「この地域のこどもにワクチンを打つ」のが終わるまで
停戦してくれ、とポルポトに頼んだそうだ。
ポルポトにしても、戦士にしたいこどもが伝染病で大量に死ぬのが困るので、
協力した。
そういう努力を積み重ねて、天然痘は撲滅された。
感染症対策は戦争時も続けなくてはならない。
将来を担う子供がちゃんとした大人になれなくなる。
ポリオは手足のまひが起きる病気だ。
ワクチンはちゃんとある。WHOはできたらワクチン接種をしたいだろう。
でも今や、イスラエルではWHOも国際赤十字も
無差別に攻撃されていて、人道団体も所属職員を守るため
ガザ地区での活動をためらっている。
その意味では、あのクメール・ルージュより
イスラエルはたちが悪い。
あえて言えば戦争を続けている国のトップは
クメール・ルージュのテロリストより人道的でない。
■パレスチナ自治区ガザでポリオが流行 現地保健当局が発表 WHOはワクチン100万回分以上を数週間以内に送る意向
(TBS NEWS DIG - 07月30日 15:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7960065
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