7月27日(土)
オリンピックの男子サッカー・日本代表の佐藤が、ネット上で話題に上っている。日本サッカー協会内の選手を紹介するページにて、24の質問の回答が書かれていた。佐藤恵允(さとう けいん)は、アイドルグループのsixSTONESのジェシーが従兄弟だと答えていたのである。X(旧ツィッター)では、驚きの声が上がっていた。佐藤恵允は、大岩監督の就任当初からの功労者である。昨2023年、抗州アジア大会において、銀メダル獲得に貢献した。現在は、途中起用が多く、ドリブラーとしてサイドの突破力を発揮している。日本人とドイツ人のハーフである彼には、一段と注目が集っている。
関連日記 佐藤恵允が活躍した2023年抗州アジア大会 決勝 韓国戦レポート
2023年10月9日付
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<男子サッカー 日本 対 パラグアイ>
前回 企画1 スペインのカタルーニャ自治州の歩み 男子サッカー・C組第一節 スペイン 対 ウズベギスタン戦レポート
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前回のU-23日本代表関連日記
2024年5月5日付 中央アジアのウズベギスタンの歩み(ミルジヨフ政権、日本との協力推進)、報道の自由度ランキング、U-23アジアカップ決勝 日本 対 ウズベギスタン戦
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写真 リンク無記載 日刊スポーツ 2024年7月25日10時5分付け
https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/soccer/news/202407230001791.html
日本時間7月24日26時、グループD 第一節 日本 対 パラグアイ戦が、ボルドーで行われる。共に五輪世代の大陸選手権を一位で勝ちあがったチームである。振り返ると、20年前の2004年アテネ(ギリシャ)大会で両者は初戦で顔を合わせていた。試合は、4対3でパラグアイが勝利し、同大会でアルゼンチンに次ぐ、銀メダルを獲得している。全競技を通じて、メダル獲得は初めてだった。当時のチームを率いた73歳のカルロス・ハラ・サギエル氏が、20年ぶりに同国の指揮をとる。一方日本代表を率いる51歳の大岩監督は、クラブチームの鹿島アントラーズを率いた時代に、クラブ・ワールドカップを経験している。五輪に望むチームは、純粋に2001年以降産まれの23歳以下の選手のみで編成した日本に対して、パラグアイは、各国3人まで認められている年齢制限のないオーバーエイジ枠から2人チームに加わっている。1999年3月29日産まれのGKロベルト・フェルナンデスと、1991年8月23日産まれのバルブエナの2人が、オーバーエイジ枠のメンバーとしてスタメンに名を連ねた。右エンドに日本、左エンドにパラグアイが入り、パラグアイボールで始まった。
開始4分に、日本がチャンスを掴んだ。右サイドからのコーナーキックを山本が蹴ると、ニアで関根がヘッドでボールにあわせた。球の勢いを殺さずに、角度を変えて、ゴール方向に飛ばした。重心を右に傾けたGKロベルト・フェルナンデスがパンチングで反対サイドに出す。セカンドボールをフォローしたカバジェロを、藤田が前からプレスをかける。カバジェロのドリブルを抑え、カウンターを阻止した。藤田は、カヴァーリングが早く、ファウルをせずに、カットする。身長は175cm、大柄ではないものの、勘が良く、セカンドボールを速やかにフォローする。中盤の底からチームの攻撃を支えた。
写真=関根のヘディングシュート
立ち上がり15分のボールポジェッションは日本が68%でパラグアイを圧倒する。アンカーの藤田の前にスペースが開き、サイドへボールを散らす。19分、左サイドからトップ下の斉藤が出したボールを、大畑がゴールラインギリギリでマイナス気味のクロスを出した。トップの細谷がバルブエナを完全にひきつける。フリーになった三戸は、落ち着いてボールをキープし、右足を振りぬいた。GKロベルト・フェルナンデスは、右足を伸ばしたものの、ボールに触れられず、ネットを大きく揺らした。1対0.三戸は、キーパーの位置を見ながら、正確にシュートを放ち、ゴールを決めた。
写真=水戸のゴールに繋がったシュートシーン
ゴールの影の立役者は、ワントップの細谷だった。ひじを曲げながらバルブエナをブロックし、スペースを作ったのである。バルブエナが、細谷を振り払い、前に出た頃には、ゴールに向ってボールが飛んでいた。献身的な動きをする細谷は、間接的ながらゴールに絡むストライカーである。
23分に、主審の動きが慌しくなった。ボールの出しどころを探す平河の右足を、後ろからヴィエラが右足で踏んづけたのである。ピッチの外に設置された映像を確認した主審は、マイクを使って、場内に向ってコールする。判定は、危険なプレーをしたヴィエラに一発退場処分となるレッドカードを突きつけた。被害にあった平河は、足に違和感がありながらも立ち上がった。
写真=レッドカードの判定に繋がるプレー
30分に、トップの細谷がマルコス・ゴメスを背負いながら中盤でボールをキープする。態勢を崩さずに反転して、トップ下の斉藤を狙ってスルーパスを送った。斉藤はオフサイドラインを掻い潜って飛び出したものの、一歩早く出たGKガティト・フェルナンデスが、左側へ蹴りだした。ワントップとして細谷は、競り合いに強く、ポストプレーヤーとしても定評がある。彼の持ち味が生かされた。
34分、日本は、一発退場になったヴィエラに、右足を踏んづけられていた平河が、ピッチに座り込んだまま動けなかった。本人はプレー続行の意思があったものの、走るうちに、痛みが襲ってきたのである。主審は、、日本ベンチに交代の合図を送る。既にアクシデントがあった時点で日本ベンチも準備を進めていた。担架に乗ってピッチを去る平河の代わりに、佐藤が入った。数的有利の日本は、前からプレッシャーをかけて追い込んでいく。GKロベルト・フェルナンデスからのロングボールを、右のタッチライン際でカバジェロが反応する。センターバックの木村が、カバジェロに肩を当てる。そのままタッチラインに切れて、日本ボールのスローイングになった。
46分、交代で入った佐藤がキープすると、後ろから関根が追い越していく。佐藤は関根にパスを出す。エリアに入った関根はラインギリギリから右足で折りかえす。インコースをカバーしたGKロベルト・フェルナンデスが重心を右に倒しながらボールをキャッチした。ボールを持つ時間が長くなる日本は、サイドのスペースを狙う。引き出し役の細谷の動きが鍵を握る。
49分、中盤でこぼれたボールを斉藤が拾い、右サイドから飛び出す佐藤の足元にパスを出す。フリーになった佐藤は、右足でシュートした。重心を右に傾けたGKロベルト・フェルナンデスが両手でセーブした。球の勢いはついたとはいえ、コースが甘かった。追加点を逃したとはいえ、スペースへの飛び出しを持ち味とする佐藤の特徴が生かされた。前半は長い7分のロスタイムが終わり、終了した。幸先よく先取点を奪った日本は、人数的にも優位に立つ。ゴール前にスペースが出来る分、いかにパスワークで崩せるのか、一人一人の技術力、コンビネーションが試される。パラグアイは、持ち味のハードワークを生かせず、後手に回った。先取点を失いながら、一人少なくなり、プレスが遅れる分、ボールに追いつけなくなる。ラフプレーになりがちなパラグアイに対して、テクニカルエリアに立つ大岩監督は不満を抱き、声を荒げていた。主審は、前半のロスタイム間際に、大岩監督に歩み寄り、注意をする。平河を怪我で失った中、相手との接触を避けながらのプレーが必要になる。
写真=主審に抗議する大岩監督 掲載元 スポニチ 2024年7月25日付
https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2024/07/25/kiji/20240725s00002014103000c.html
後半エンドが代わり、右にパラグアイ、左に日本が付き、パラグアイボールで残り45分が始まった。
立ち上がり1分、右サイドからフロレスがゴール前にクロスを出した。ゴール前にトップのマルセロ・フェルナンデスが飛び出す。前目にポジションをとっていたGK小久保が、体を倒しながらボールを抑え込んだ。日本は開始当初出鼻をくじかれ、スペースを破られていた。3分に、センターバックの高井が、サイドでボールを持った際、トップのマルセロ・フェルナンデスの激しいプレスを受けて、ボールを離した。屈強なマルセロ・フェルナンデスが突破を図る際、服を引っ張って倒した。主審は笛を吹き、高井にイエローカードを出す。高井は、自身の不用意なミスから、1枚カードを貰う結果を招いた。プレー人数が一人多い状況だと、よりカードを受けやすくなる。今大会、準々決勝までトータル2枚のカードをもらうと、次節出場停止処分が下る。
10分、パラグアイは右サイドからのコーナーキックを左サイドのエンジソが蹴ると、センターバックのデ・ヘススにボールが当たって、こぼれる。エリアの反対側からマルセロ・フェルナンデスが、右足を振りぬいた。小久保は即座に横とびする。ボールはわずかに枠から反れて、サイドネットの外を揺らした。
一人数が少ないながら、前がかりになるパラグアイは、持ち前のフィジカルを押し出して、プレッシングをかける。センターバックの木村に次いで、関根も接触プレー時に、故意なファウルを犯したとの判定で、イエローカードを受けている。
耐えていた日本に再びリズムが傾いた。後半の18分、左サイドから大畑が出したクロスボールを、二アサイドで斉藤が膝に当てて、足元に置く。対面のディエゴ・ゴメスを交わすべく、右足のヒールでボールを後ろに置く。ディエゴ・ゴメスの股を狙い、右足の甲でボールを転がした。狙い通り、縦へボールを持ち出し、ゴールラインギリギリから、キーパーのロベルト・フェルナンデスを見て、反対サイドの三戸を狙ってクロスを出す。ターゲットの三戸は、倒れながらヘディングで合わせた。瞬時に移動したGKロベルト・フェルナンデスの横を抜けて、ゴールネットを揺らした。2対0.
写真=ダイビングヘッド(後ろ側から)JlJl.com 時事通信社より
https://www.jiji.com/jc/d4?p=und234-jpp080902131&d=d4_spo
写真=三戸のダイビングヘッド(横から)毎日新聞7月26日付より 撮影:中川祐一
https://mainichi.jp/articles/20240726/ddm/035/050/089000c
ゴールをお膳立てした斉藤は、大畑が送ったアーリークロスを、しっかりととめて、ディエゴ・ゴメスとのマッチアップで、ボールに触れさせることなく、細かい動きで交わした。個人技を発揮した斉藤のクロスを今日2点目の三戸は、トラップを入れずに、ダイビングヘッドで合わせる選択をした。ボールをしっかり叩いた分、直接ゴールに飛び込んだのである。
写真=佐藤が、水戸に駆け寄る
続く24分、藤田が出したボールを右サイドで佐藤が受けて、突破すると、ゴール前で折り返した。エリアのライン上で、斉藤がボールを止めて、左横の山本にパスをする。助走をつけながら山本は左足でシュートした。重心を左に倒したGKロベルト・フェルナンデスはボールに届かず、鮮やかにネットを揺らした。3対0。山本は、シュートを託してくれた斉藤と手を合わせた。基点になった佐藤は、接触プレー時に強く、ドリブルラーでありながら、クロスの供給源になる。アクシデントで退場した平河の代わりを引き受ける活躍だった。
写真=ゴールを決めた山本のシュートシーン
スコアでは、大きくリードする日本だが、大会前から懸念されていた守備ではミスが生じた。30分、左サイドバックの大畑からGK小久保へのバックパスを、交代出場のパルザユクに拾われる。パルザユクへ小久保はプレスをかける。パルザユクはシュートコースがなく、外から上がった同じく交代出場のヌニェスにシュートを託した。ヌニェスの右足でのシュートを、体を投げ出しながら、両手を伸ばした小久保がセーブし、コーナーキックになった。バックパスをさらわれ、ピンチを招いても、小久保は体を大きく見せて、サイドの方向へ追いやり、冷静に対応した。
40分、日本は、右斜め45度からのコーナーキックを途中出場の荒木が蹴ると、ゴールから反対方向にボールがカーブする。荒木と藤代が反応する。藤代の頭にピンポイントで収まり、右ネットにボールが飛び込んでいく。横飛びしたGKロベルト・フェルナンデスの手は届かず、ネットを揺らした。4対0。荒木の蹴ったボールは、キーパーから逃げるような軌道を描く。球筋を予測した荒木と藤尾が、相手の前に入り、ヘディング態勢に入ったのである。
写真=4点目の藤尾のヘディングゴールに繋がる競り合い
パラグアイのサギエル監督はベンチに座り込んだ。一方の大岩監督は、テクニカルエリアから戦況を見つめる。後半パラグアイは、人数が少ないながら攻撃に出た分、守備が手薄になった。日本は、相手の裏のスペースを突き、持ち味の両サイドの突破力が存分に発揮された。
41分、センターサークルの中から、細谷が振り向き様に、ゴール前を走る藤尾を狙ってスルーパスを送った。フリーランニングする藤尾は、キーパーと1対1になる。重心が右に傾くキーパーを見て、右足のインサイドで反対サイドにシュートする。狙い通り、ロベルト・フェルナンデスの足先をボールは抜けて、ネットを揺らした。5対0.途中出場ながら藤尾は2点目である。運動量で相手を圧倒する程フレッシュな分、勢いよく飛び出して、そのままゴールを決めた。
写真=藤尾の4点目に繋がるシュートシーン
日本は、横パスとバックパスを織り交ぜながら、ボールをコントロールする。息切れがしたパラグアイは、こぼれだまをフォローしてのカウンターに徹する。無失点を意識して無難にゲームを進める日本に対して、余力を使い果たしたパラグアイのメンバーは、足ががっくりと泊まっていた。試合は5対0で日本が完勝した。プレー人数が多く、アンカーの藤田の前にスペースが出来る分、左右にボールを散らすことにより、攻撃の幅が大きく広がった。ゲームメーカーの藤田は、パッサーでありながら、カヴァーリングにも定評があり、守備の貢献度も高い。彼自身が90分フルでピッチに立つことにより、後半前線の選手を入れ替えても、大きくスタイルは変わらなかった。
写真=藤田 掲載元 ゲキサカ 7月25日午前4時17分付
https://web.gekisaka.jp/news/japan/detail/?411804-411804-fl
一方パラグアイは、競り合いの強さは随所に感じられ、後半頭に勝負をかけた。全力で前線からプレッシャーをかけて点が奪えず、その代償からか動きがばったりとまり、大量失点に繋がった。5対0のスコアが示すとおり、試合内容でも日本は圧倒していた。守備陣では不用意なミスを取り返そうとイエローカードを2枚受けた。無失点に抑えたとはいえ、その課題をいかに修正するか、上位進出の鍵になる。日本のメンバーは、笑顔でピッチを後にした。
「え?」「マジかよ」 パリ五輪サッカー日本代表FW、自ら公表した「いとこ」の名前に騒然 「言われてみれば」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7956642
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