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2024年05月27日15:00

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東北旅行2

5月15日(水)

朝7時ころに出発して角館に向かう。
キャンプ場からは30分くらいの距離だ。

角館には以前来ていて「解体新書」の絵師、小田野 直武(おだの なおたけ)
の屋敷を見学したことがある。
女子学生たちが通学しているような時間帯であるから、当然どこも開いていない。
武家屋敷の街並みを見て、ちょんまげ姿の武士が歩いている姿を想像する。

以前行って思い出の深い「道の駅しょうわ」を目指す。
途中「道の駅協和」に寄ったが、以前来たことがあるのに誰も覚えていないのに驚く。
自分は運転していたから記憶にあるのだが。

こうやって思い出しながら書いているわけだが、十日しか経っていないのに何処へ行って何があったか、もう忘れているのに驚く。

秋田自動車道に乗って「昭和男鹿半島IC」で降りるとすぐに「道の駅しょうわ」だ。
このあたりの旧地名が「昭和」だったらしい。
この道の駅を含めた温室や花壇、グラウンドゴルフ場などの施設を「ブルーメッセあきた」という。

http://www.blume-messe.com/

元々あった建物を利用して道の駅にしたのかと思ったら、1999年に全体を一緒に作ったようだ。

https://www.akitakeizai.or.jp/journal/data/201906_mitinoeki.pdf

ここは温室がとっても素晴らしい。

屋外に広い花壇もあるが、何も咲いていなかった。
道の駅内でも花を売っているから商品として収穫済みなのかもしれない。

メスの大きな秋田犬が散歩をしていてこちらを見る。
秋田犬特有の素朴な目が可愛い。
お尻を振りながら歩いているのも可愛い。

近くの「道の駅 てんのう」にも寄ってみる。
なかなか品物の種類が多いところなのだ。
50メートルくらいありそうなタワーが立っているので登ってみる。
男鹿半島の寒風山の頂上に建っている回転展望台が見える。

奈良時代から平安時代にかけて朝鮮半島の北側、中国東北部からロシアの沿海州にかけて渤海という国があり、蝦夷支配や大陸との交易の役所だった秋田城にも使節が来ている。
その時に男鹿半島は航海の目印になった。

ブラタモリでやっていたが秋田城跡に水洗トイレの痕跡があって、その土から豚の寄生虫の卵が見つかっている。
日本では養豚はやっていなかったので、渤海人が相当秋田城に居たのではないかとの話だった。

寒風山の向こうには以前行った「なまはげ館」があるのだが、なまはげの正体は漂流して男鹿半島に流れ着いた異国人ではないかという説も掲示されていた。
異国人との混血や秋田の風土のせいで美人が多いのかもしれない。

前回も思ったのだが「道の駅てんのう」の名前の由来は何なのだろうと調べてみたら、
この道の駅の敷地の中にスサノオの尊のテーマパークがあるらしい。

https://akita-mirai.com/2763/akita-sightseeing/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%81%A7%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AA%E6%BD%9F%E4%B8%8A%E5%B8%82%E9%81%93%E3%81%AE%E9%A7%85%E3%80%8C%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%86%E3%80%8D/

てんのうとはスサノオの尊のことらしい。
出雲とかにあるんだったらわかるが、秋田にはあまり関係なさそうだが。

「琴丘能代道路」を通り一般道で大舘を抜け、矢立峠を越えて「道の駅碇ヶ関」に寄る。

此処にはヒバの浴槽の温泉があるのだが、20時までに田中林檎園に着かなければならないので入っている暇がない。
元関所だったので関所を模した建物があり、入り口には甲冑が飾られていて侍の人形が畳に座っている。

もうここは青森なのだが秋田との県境なので秋田のお土産も売っていた。
秋田名物の田沢湖、竜子姫、しょっつる鍋、きりたんぽ、秋田犬、竿灯、八森のはたはた、なまはげといった秋田オールスターズを配した3Dマグネットを気に入って買う。


後は一気に板柳町に戻るために東北自動車道を走り大鰐弘前で一般道に降り、弘前の町中を通って無事田中林檎園に到着。

休む暇なく田中を乗せて五所川原の寿司屋「一休」に行く。
田中のところに行ったときは必ずこの店で寿司を食う。
俺は運転手役で飲めないのだが。

駅のそばで数日前にテレビで見た「立佞武多」の格納庫を見かけた。
五所川原のねぶたは立佞武多なので高い建物で保管するのだ。

青森のねぶたは元をたどれば奈良時代にさかのぼるのだが、五所川原の立佞武多は明治中期から始まった。
高さ20メートル、重さ16トンという壮大なものだ。

https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E7%AB%8B%E4%BD%9E%E6%AD%A6%E5%A4%9A%E3%81%AE%E9%A4%A8

田中が五所川原で教師をやっていたころ、校長だか教頭にねぶたに参加する生徒の引率を強制されたそうだ。
生徒は参加したくないと言っていたのだが。

何せ酒飲んで酔っぱらった大人が、「ヤッテマレ! ヤッテマレ!」と高揚して暴れている場所なんかに参加したくはないだろう。

田中が「もし何かあったら誰が責任を取るのか」と聞いたら、

「学校は関係ない。ボランティアで引率するあんたの責任だ。」

と言われあきれた。

「ねぶたなんか大嫌いだ。」

という。
確かにそんなのでは嫌になるだろう。

板柳に戻ってまた飲む。
WOWOWで放送している「TOKYO VICE」というオリジナルドラマがある。
渡辺謙や伊藤英明等が出ているドラマで、今はシーズン2に入っている。

主演がアメリカの若手俳優のアンセル・エルゴートという人なのだが、この人が先日「ダーツの旅」で「板柳町ふるさとセンター」に行ってたので田中に訊いてみたが知らなかった。











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