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2024年05月24日21:20

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【第79期本因坊戦五番勝負第2局】

■一力三冠連勝、初防衛にあと1勝=囲碁・本因坊戦
(時事通信社 - 05月23日 19:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7873356

初防衛を目指す一力遼本因坊に初の七大タイトル獲得を狙う余正麒八段が挑戦する第79期本因坊戦 (主催:毎日新聞社/日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第2局が5月23日(木)に長野県高山村「藤井荘」で打たれ、 一力が黒番中押し勝ちをおさめ開幕から2連勝となった。
次の第3局は5月30日(木)に三重県鳥羽市「戸田家」で行われる。

● 余八段、カド番へ ○
https://mainichi.jp/articles/20240523/k00/00m/040/303000c

前半戦のヤマ場である本局、黒番の一力本因坊が、小目と小目に対して白番の余八段が星と小目でスタート。
黒が左上をケイマに締り、白が右上へケイマに掛かった。
黒はコスミツケから一間に跳び、白は上辺に開いた。
黒は左下の三々へ侵入して実利を確保して、白は勢力を築き、黒は右下へケイマに掛かった。
白はケイマに受けて、黒は手抜きして左辺の大場へ先着していく。
黒模様が形成されつつある局面で白は左上へ肩突きから入った。
黒は実利を確保して、白は模様を形成しようかという状況になったので、黒が上辺へ打ち込む!
白は当然ながら反発して、黒は白を分断し、最初の戦い開始となっていく。
黒は左側へモタレる様に打って、右側を攻めるという作戦を採った。
下辺の大場は黒が先着して、中央の大石をしっかりと凌ぎ切れれば、白模様を大きく荒らして、黒が良いという状態になっていく。
その他の両者の大石は大体、凌ぎにメドがついていった。
劣勢を意識している白は左下でコウを仕掛けていく。
このコウを白が解消して左下を荒らして、黒は代償として上辺で白が連絡できる状態を切断した。
白は苦しくなった右側を黒の大石との攻め合いで最後の勝負を懸けるものの、左上でも切られた上、この攻め合いでも成果を上げる事が難しくなり、遂に大勢が決した。

これで、一力本因坊は2勝目。
今期シリーズは、一力本因坊の勝勢で折り返し地点を迎える展開となった。
余八段、最初のカド番を凌ぐ事が出来るかどうか!

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