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2024年04月30日22:35

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【第62期十段戦五番勝負第5局】

■井山二冠勝ち十段奪取=囲碁
(時事通信社 - 04月30日 18:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7845412

芝野虎丸十段に井山裕太王座が挑戦する 大和ハウス杯第62期十段戦(主催:産経新聞社、 日本棋院、関西棋院/特別協賛:大和ハウス工業株式会社) 挑戦手合五番勝負第5局が4月30日(火)に東京都千代田区の 「日本棋院東京本院」」で打たれ、 井山王座が208手までで白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績3勝2敗、十段位奪取とした。

● 芝野十段、惜敗で失冠 ○
https://www.sankei.com/article/20240430-PI3DG25QBFKLZEFNDLUC3J5UBY/

芝野十段は特に状態は悪くはなく、成績は安定していて三冠、四冠を目指すべく頑張っているという状況で、今期シリーズも先行してリードしながら、防衛はクリア出来るのではないかと思われていた。
相手の井山二冠との対戦成績等も苦手と言わざるを得ないという様なスコアではなく、今の勢いの差を考えると行ける!と見られていたが、まさかの逆転で失冠して十段戦での初防衛に失敗して、二冠も維持出来ずに一冠へ後退してしまった。
今年最初の挑戦手合いで躓き、王者一力を追うという態勢へも水を差す結果になった。
現在、碁聖戦、王座戦、天元戦の本戦で可能性を残しているので、しっかりと勝ち進んでタイトルの獲得を目指していく。
また、名人戦は合口の悪い一力三冠との番碁になる可能性が高くなっているので、今年の下半期での巻き返しに悪影響が出ない様に今からしっかりと準備して立て直しを図って行きたい。

一方の井山二冠は、今期シリーズの様な接戦での番碁がここのところ続いているが、惜敗する事が多く、相手の芝野十段との相性を考えた時、またしても悔しい結果が出てしまうかと心配されたが、今回は辛勝する事が出来た。
リーチ状態から中々達成出来ずにいた、七大タイトル獲得数60期乗せも漸く達成し、他のタイトルと比較して獲得数で遅れを取っていた本棋戦は6期ぶり、通算6期目の十段位を奪還して、名誉十段獲得者レースも久しぶりに趙治勲名誉二冠と並んで、あと残り4期でトップタイへ返り咲き、タイトルホルダーという地位に就いたので事実上、アタマ一つ前へ出たと言える。
ただ、七冠王前後の全盛期を過ぎての残り4期というのは、井山二冠を以てしてもハードルが高くて簡単ではない。
しかしながら、これで三冠へ復帰して一力三冠と勢力図で並び、碁聖戦の防衛戦へも気持ち良く入って行けそうだ。

以下、データを更新しました!
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