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2024年05月15日13:54

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北海道の音楽界の大きな星が急逝〜福 由樹子さん

北海道の音楽界で煌めいていた大きな星が天国に旅立ちました。
「ススキーノと共に」第880回は北海道を代表する作曲家、編曲家、ピアニストとして、幅広く活躍してきた福 由樹子さんが今年2月24日に享年52歳で亡くなりました。
2年前2022年5月24日の ゲストとして出演し、音楽について熱く語り、演奏を聴かせてくれました。
由樹子さんを哀惜して、再放送しました。
5歳でヤマハ音楽教室でピアノを始め、北海道教育大学芸術音楽過程に入学。「実はピアノ科を落ちて浪人して声楽専攻で入学したのですが、3年目からは作曲科に転科して南 聡先生に師事しました」
卒業して楽器店に勤務の後、上京して椎名林檎、大貫妙子の音楽プロデューサーとして知られる森俊之さんに2年間師事して、作、編曲、奏法、サウンドプロデュースを学びました。
この日の放送で聴かせてくれたのも異色ものばかり。1曲目は15秒のCMのサウンドロゴから「阿寒悠久の里“鶴雅”」のイメージソングとなった大自然のロマンを感じさせるピアノ曲。
2曲目は「札幌国際短編映画祭」で使われて入賞した映画のテーマ曲。3曲目は福岡の九州朝日放送の天気コーナーに採用されたテーマ曲のほかにソロ、トリオ曲など実に多彩な音楽の世界を披露してくれました。
録音部分のあとには由樹子さんの短い音楽人生の中で最大の音楽イベントとなった「クリエイテヴ・オペラ・ミックス」の集大成ともいえる札幌文化芸術劇場hitaru公演での編曲と演奏は札幌の音楽史に残る名演でした。
そのステージでメインヴォーカルとして活躍した川島沙耶さんの追悼メッセージを紹介しました。
「あまりにも早いご逝去に深い悲しみのなかにおりますが、音楽を通して何ができるかを常に追い求め、愛とやさしさ、そして思いやりに溢れたすばらしいアーチストでした。由樹子さんとのデユオ「ダイヤモンドダスト」を結成できたことは私の人生の誇りです」。
「ダイヤモンドダスト」のアルバム「天使のささやき」から「カムイ」という福さんのピアノ、川島さんの癒しに溢れるスキャットを聴きながらお別れしました。
福由樹子さん本当にありがとうございました。
またいつか会いましょう。
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