もう一週間余り過ぎていますが、官ノ倉山を歩いた翌日連休後半2日目は早起きしてクルマでお出かけ。
私がガイド役として、モガジイさんらと梨沢トビ岩山へ行くのです。
この山は2015年にモガジイさんらと行ったのが私の初訪問で、そのモガジイさんは内田栄一さん著「房総の山歩き増補版」で見つけたそう。
その初訪問時の記憶はかなり曖昧なのですが、途中は緩い尾根道だった印象です。
ところが、去る2月に9年振りに行ったところ、あれっ…こんな痩せ尾根の続々アップダウンだったっけ?
何か印象違うなぁ(´・ω・`)?
9年前は入山こそ梨沢側だったものの、物見塚山を経てトビ岩山へ向かったのは今年と変わりません。
また概ね尾根道だったのは確かなので、そう考えると9年前も2月と同じコースしか有り得ないのですが…
体力が落ちた事で、以前より大変そうに感じているだけ?
このように、よく分からないながらもモヤモヤした違和感を感じておりました(´・ω・`)?(´・ω・`)?(´・ω・`)?
さて
連休中という事で予想はしていたものの、京葉道路に乗った途端に大渋滞(。>д<)
いつもよりは早い時間に拙宅を出てきていましたが、漸く待ち合わせ場所に到着したのは時間ギリギリ。
一行は私入れて総勢6名。
私が若い方から2番目となるくらいの顔ぶれなので、ゆっくりペースで歩き、かつ随時休憩を入れました。
仮称鉄塔尾根コース、仮称白狐谷右岸コース、仮称白狐谷左岸コースの3コースが考えられる物見塚山までは一番歩き易そうな仮称白狐谷左岸コースを登る事に。
ゆっくりゆっくり…
この辺りは大した登りではなくまだ皆元気ですが、まだ先は長いので、白狐谷の突端辺りで最初の休憩を取りました。
ソロの時は基本的に休憩はとらないので、こういう時のペースはなかなか難しいものです( ̄▽ ̄;)
2回スイッチバックして切通を抜け、右へカーブしたところに物見塚山への道が左に分岐。
逆側から来ていた9年前は、この分岐を右に入っていたという事になります。
なんと指導標が(@ ̄□ ̄@;)!!
先ずは歌碑が有る物見塚山。
山頂はトリカブトがいっぱい( ̄▽ ̄;)
ロープが張られた急な尾根を下ります。
ここからはアップダウンを繰り返しながら、数m幅の尾根を進むのですが…
なんと!
倒木がかなり片付けられている(@ ̄□ ̄@;)!!
2月よりもかなり歩き易くなっています(*^^*)
また、切り株がスツールのように置いてあるところも有りました!
例によって休憩を挟みつつ、何度目かの小ピークを登ると、コルを挟んでトビ岩山が目前に!
しかも、山頂には1人の登山者の姿が(@ ̄□ ̄@;)!!(@ ̄□ ̄@;)!!
もう良い時間になっていたので、この小ピークで昼食としました。
食事を終え、コルを越えるとトビ岩山直下…真下からだとその迫力もひとしお( ̄▽ ̄;)
2月は9年前に辿った筈の左に回り込むルートを探しましたが、今回はそちらに向かう事無く、その後に利用した右へ回るルートへ…
なんと入口にまたもや指導標!
なんて至れり尽くせりな( 。゚Д゚。)
急下降してしばらくトラバース気味に歩いて行くと、トビ岩山の稜線もどんどん下ってきて、やがて高度差が僅かとなったところで、こちらの稜線によじ登ります。
この稜線上を今来た方へ戻るように登って行くと、トビ岩山の名所になりそうな裂石を経て、ロープの有る急斜面をよじ登ると、間も無く山頂です。
登頂o(^o^)o
好天で良かった!
さて
下山します。
コルを経て、西に隣接する風早山へ向かいます。
荒れ気味ではありますが、この道もまた2月よりキレイになっていそう。
風早山山頂!
この先も、2月に歩いたルートを踏襲。
尾根を下って行くと、ロープでの下降ポイントです。
ここは1人づつ慎重に…
私はこういう下りも苦手ではないですが、慣れないと怖いと感じる方も多いよう。
全員無事にロープ下降を終え、ロープ真下の岩を回り込むと、かつて疫病承伏の為に即神仏となった清遵法師の入定窟と愛宕神社が有ります。
お詣り(。-人-。)
ここから先は正規ルートと言えるような道ではないので、これまで以上に2月のルートを辿ります。
谷を越えて向かいの尾根に登り、分岐の尾根を進むと間も無く送電線鉄塔に。
良かった、記憶違いではありませんでした!
あとは巡視路を行けば間違い無い…のですが、この巡視路はやや崩壊気味( ̄▽ ̄;)
また谷を越えて一登りすると、漸く舗装路です(*^^*)
ここからクルマに向けて白狐集落を歩いて行くと、反対側から来た軽トラの男性、この朝、我々が反対側(仮称白狐谷方向へ)に歩いて行くのを見ていたそうで、「何処を登って来たの?」
トビ岩山の名前は知っていたようで、今度行ってみるとの事でした。
それにしても…
千葉県の山も最近はあちこちメンテされていたり指導標出来たりと、なかなか充実してきています(…なところも有ります)。
山小屋等は有りませんが、昨年あちこちで問題になった熊は千葉県の山にいないので(猪や猿、キョンはいる)、そうした点では安心です。
山好きな方は千葉県の山にも是非!
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