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2024年05月21日23:51

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想定外で想定以上

去る日曜日は、千葉県館山市に有る「坂田の大山」、或いは「房の大山」と呼ばれる一等三角点を持つ山を千葉スカウォーキング部で登って来ました。
193m余の低山ですが、登山口はほぼ0m。
尚、「坂田」は「さかた」ではなく「ばんだ」と読みます。
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さて
連休中とは異なり、京葉道も館山道も実に順調のまま館山に到着。
クルマを駐める場所を探して暫くうろちょろした揚げ句、登山口から2km強の閉鎖中トイレの駐車場に駐めました。

路側帯を歩いて登山口へ。
指導標などは見当たりませんが、ここに間違い無いでしょう。
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家と家に挟まれた狭い道を登って行くと、あれあれ行き止まり(´・ω・`)?
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と思えば、左手に竹林っぽい入口が有りました。
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登頂始め!
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名著「房総の山歩き」にて巻頭で扱われていた事から、なんとなくもっと人が多くハイキング的な山のイメージでしたが、意外に人の気配は有りません。

低山とは言えけっこうな急登も有り、そうした場所にはロープがかけられていました。
そして、しっかりと草刈りされているという印象ですm(_ _)m

このように歩くのに困難は有りませんが、登山道両側の木々が濃く、途中の眺望もほぼ有りません。

あれっ?
何やら木々の隙間から、何かの造成地らしきモノが(´・ω・`)?

間も無く最後の一登り…と思えば、突然開けた場所に出ました。

えっ?
何ここ?

先ほどチラっと見えた造成地らしき場所に出た訳ですが、舗装路となっており、その先には展望台。
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(コレは下山前に南から)
それは良いのですが、不思議なのはその舗装路を下りて行った先。
何やら方墳のような…
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その頂部には土俵のような台や池などが有ります。
そして地形図によるとここは谷である筈。

いつの話なのか不明ながら、つまりは谷を埋め立てて造成したのでしょう。
しかし、斜面を削った法面も有るものの、それだけでこれだけの土砂が生まれるとは思えません。
ならば、十中八九何処かから出てきた残土でしょうか。

それでも、残土を捨てているだけでなく、一体何をつくっているのやら?
ヘリポートかな?とも思いましたが、いや、こんな山中に有ってもね…
後で色々検索してみましたが、結局コレは謎のまま。

休日だからか作業する方の姿は有りませんが、重機などは有ったので、おそらくまだ整備中なのでしょう。

この時点でまだ1100前でしたが、下りに時間かかりそうなので、ここで昼食としました。
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時間がかかりそう…というのは、地形図に描かれた点線は、先ほどの方墳のような場所によって分断されているのが確かであり、必然的にその先が廃道化しているのでは?と考えられたから。

食後の珈琲でまったりした後、下りに入りました。
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三角点から南へ向かいます。
すぐに薮が濃くなり、既に絶賛廃道化中ながら、一応道になってはいるよう。

と思えば、これは向きが異なり向かっています。
では西よりへ…
薮漕ぎ薮漕ぎで踏み跡らしきところを進むと、先ほどの造成地に出ます。
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そして、本来ここは谷にあたるので、目の前の尾根に登らなければなりません。

薮が比較的薄そうな場所をよじ登ります。
尾根の上は歩き易い道が残っているかと思えば、決してそんな事は無く、薮薮薮…倒木…薮薮薮…といったところ。
ここはひたすら尾根を下る筈ですが、どちらかを巻かねばならない事も多々有りました。

こうした場所ではいきおい進みが遅くなります。
ところどころでコースから外れてないか確認しますが、時間の割に大して進んでないぞ!という感じです。
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そんな得難い体験をした下りですが、1430過ぎだったか、漸く下山する事が出来ました。
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筋力的には大した事無かったですが、コレはコレでなかなか大変( ̄▽ ̄;)
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クルマに戻り、次の向かったのが洲崎神社。
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洲崎の岩浜から一ノ鳥居(たぶん)、そして参道が始まっており、その先にはまるで天国への階段のような石段が! 
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石段を登ってお詣り(。-人-。)
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お詣りを終えてクルマに戻ると、いつの間にかフロントガラスに鳥爆弾(。>д<)
昔からよく言われるウンがついたという奴です。

次に向かったのが真倉(さなぐら)の切割。
布良(めら)漁港近くでR410を左折、館山運動公園にクルマを駐めて歩きます。
この運動公園近くで館山市の分水嶺を越えるのですが、R410はここを大きな切通で抜けて行きます。
ところが、この数十m東側に平行して旧道の切通が残っており、近年は某ドラマの撮影でも使われていたのだとか。
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まぁドラマは別にどうでも良いのですが、YouTubeで見たこの切通が実に見事であり、ここは自分の目で見てみたい!と思ったのです。
ここは泥濘がひどいと聞いていたので、入口で長靴に履き替えて進みます。

おぉーーーーー
これはすごいすごいすごい!
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気の効いた言葉が出てきませんが、見にきて良かったです!

沢蟹もいました。
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この日、終始曇天で時折ポツポツ…という天候でしたが、好天とは言えないまでも、むしろ暑くもなくちょうど良い天候だったかもしれません。
それで汗はさほどでもないのですが、薮漕ぎで葉っぱクズや小枝が被りまくっており、久々となる里見の湯で汗を流しました。

そして帰路は海の幸!
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いや〜目いっぱい遊びました!
楽しかったーーー
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