mixiユーザー(id:170191)

2024年05月13日06:38

13 view

東京再発見総会+勉強会

東京再発見の総会+勉強会に参加してきました。
会場最寄り駅の三河島で下車。かつて荒川区で働いていたので以前はよく通っていた場所ですが、久々にここで降りました。
フォト

この辺りは銭湯の多い場所ですが、そういう場所柄もあってか駅にも銭湯マップが貼られていました。
フォト

また、駅前の運送会社にスバル360が保存されているのを発見。
後ろにはマツダのオート三輪もあって、このオート三輪が保存されているのは以前にも見たことがあって知っていましたが、スバル360のほうは初めて見ました。
あとすぐそばには、表から見るとトタン張りの建物だけど横と裏に回るとレンガ造りの建物もありました。いつ頃のものかは分かりませんが。
そして9:30に総会がスタートし、昨年度の活動報告や今年度の計画についての話を聞き、その後に勉強会となりました。
前半の部は江戸の成り立ちについてで、古代の江戸成立から現在に至るまでの歴史について学びました。
徳川家康入府以前の江戸は文献が少なく、太田道灌の江戸城築城以前となるとさらに文献が少なくなるので、中世より昔の江戸については謎の部分も多いようです。
そして、そうやって文献がなかったり、家康が江戸の街を完成させた功績を持ち上げるために書かれた書物などのせいもあって徳川家康入府以前は何もない辺鄙な土地だったという説があるけど、必ずしもそうだった訳ではないという説、家康入府以前は誰が統治していたのかという統治者の変遷、江戸時代以降の河川改修などの都市計画など色々な話が出ましたが、特にあまり知られていないし教科書でもメディアでもあまり取り上げられないせいで知る機会が少ない江戸時代以前のことを知るいい機会になりました。
ちなみに勉強会で気付いたのですが、来る2028年は浅草寺創建1400年、2032年は太田道灌生誕600年と、近い将来に相次いでこういった節目が訪れるので、この辺も覚えておきたいものです。
後半の部は江戸東京野菜についてで、農地の減少に伴い郊外に生産の場を移して引き続き現在も存続しているものもある一方で絶滅してしまったものもあり、途絶えてしまったものの中には他で栽培されている近縁種や子孫種などから復活させる動きのあるものもあるとのことです。
フォト

勉強会終了後は懇親会となり、東京のおでんを味わいました。
おなじみのおでん種もある一方で、南千住でしか食べられないというローカルおでん種の「にくまん」も登場。
これは中華まんの肉まんではなく、魚のすり身にパン粉を付けてフライにしたものをおでんに入れたもので、戦後間もない肉が貴重だった時代に肉のような味や食感を味わえるものとして作られたとのことです。なお、お隣の足立区にもほぼ同等のものが「フライ」という名称で存在するとのことです。
そして他の地方では味わえないおでん種であるちくわぶももちろん登場。ちくわぶが東京のローカルおでん種ということを知ったのも最近ですが、東京のおでんにもこういった極めて狭い地域でしか味わえない独自のローカルなおでん種があるというのを知る機会になりました。
フォト

懇親会終了後は一旦解散となりましたが、三河島駅近くの和食+韓国料理の居酒屋にて飲み会。先客で近くの元三島神社の祭りの神輿を担いできた方々(?)がいて賑わっていましたね。
夕方まで飲んで食べて楽しんできました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/24416249.html
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年05月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031