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2024年05月13日00:00

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医師の手から漏れる水

誰でも体にメスを入れるのは嫌なものでしょうが、
時には手術を受けなければ命に関わるような病になったりする事もあるわけです。
そんな時には【麻酔】をかける麻酔科医の方のお世話になりますよね。


お医者さんというのは医師免許を持っている限り、内科でも外科でも肛門科でも、
好きなものを担当する事ができるわけですが、麻酔科医だけは専門医以外できないんですね。
それだけ難しいものであり、直接患者さんの命に関わってくる事なんだな〜という気がしますよね。


麻酔には【局所麻酔】と【全身麻酔】があるわけですが、
麻酔が原因で手術中に亡くなる患者は、十万人に一人だそうですね。


一見少ないように思えますが、
全国で行われている全身麻酔手術は年間約二百五十万件ですから、
単純計算で、一年に二十人以上の犠牲が出ている事になると考えると、
結構確率が高いようにも思えますよね。


麻酔が原因で手術後に亡くなったり、体の麻痺などの後遺症に悩まされる確率となると、
当然もっと高くなるわけですから、麻酔を受けるのが怖いと感じる方も多いかもしれません。


生命保険業界の常識として語られているそうですが、
『全身麻酔を一回受けると、寿命が六年縮む』などという言葉があるそうですね。


まあこれは『全身麻酔を受けなければならない手術をするような人が、
亡くなる確率が高い』という話だと仰る方もいますし、仮にそうだとしても、
『死ぬかもしれないところを、マイナス六年で済むなら御の字だ』という考え方もあるわけですね。
ただその計算でいくと『全身麻酔を十四、五回受けたら即死』という理屈になってしまいますよね。


「ウチの父親も全身麻酔さえ受けなければ、命を落とさずに済んだものを・・・」
「では、お父さんは手術の際、全身麻酔が失敗してしまったんですか?」
「いえ、それは大丈夫だったんですが、退院した後、川へ落っこちて亡くなりました」
全く関係なかったりしましてね。


しかしこういうデータを知ってしまうと、全身麻酔を嫌がる患者さんも出てくるでしょうね。
「全身麻酔って危険なんですよね?私、全身麻酔で手術を受けるのは嫌です」
「大丈夫ですよ、患者さん。こちらの先生に任せておけば、絶対に失敗はありえませんから」
「へえ〜、そんなに腕のいい麻酔科医の先生なんですか?」
「いえ、こちら、人気の催眠術師です」


これからは麻酔以外の方法で手術をするという選択肢もあるんじゃないですかね。
要は患者さんが痛さを感じなければいいわけですから、気をそらせばいいわけですよね。


美味しい物を食べさせてる間に手術をしちゃうとかね。
焼肉の好きな患者さんには、焼肉を食べさせて気をそらせるわけですね。


レバーを食べさせながら肝臓手術をするとか、ホルモンを食べさせながら腸の手術をするとかですね。
胃潰瘍の手術をしている方にはきっと、【がんもどき】を食べさせるんでしょうね。


微笑亭さん太

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