日夜(?)創作落語を書き続けている私ですが、
自分で満足のいく作品というのは、なかなか書けません。
特に苦手なのが【サゲ】ですね。
元々根がいい加減なので、ザックリ構想がまとまると、
『何とかなるでしょう』という感じで、サゲを決めずに書き出す事がほとんどです。
ですから、ストーリーの中盤を過ぎたあたりから、
『・・このネタ、どうやって終わらせよう・・』と、だんだん焦ってきます。
落語のサゲ(オチ)というのは、言ってみれば【ログアウトの手段】なので
ある程度、聞いてるお客さんの納得を得られないといけないんじゃないかと思います。
ところが、私のネタは
『そんなんじゃ終わらせね〜よ!』と
言われてしまうようなサゲが多いですね。
猛省してます(汗)
落語を書く方ですと多分、『サゲを決めて書く』
あるいは『このサゲを言うために書く』という方が多いんじゃないかと思います。
しかしどうも私は、噺の途中のクスグリ(ギャグ)重視で
噺の最終的な帰結点であるサゲを軽んじてるな〜と
【さん太作品】が120本を超えた今の時点で、改めて気づきました。
・・遅え〜よ!(笑)
聞き終えたお客さんが
「こんな驚天動地のサゲがくるとは思わなかった。やられた〜!」と
感じられるような創作落語を、一本でも書きたいなと思う今日この頃です。
微笑亭さん太
ログインしてコメントを確認・投稿する