昨日から今日の話し。
…昨日。日曜日。
朝5時過ぎに起床して、いつものように洗濯をする。
午前中、DVDで和田勉監督のTVドラマ「遠い接近」を観ました。
その後、京橋へ。
午後12時半、国立映画アーカイブで近藤勝彦監督の「姉の出征」と、石田民三監督の「釣鐘草」の中篇映画2本立てを観ました。
終映後、自由が丘へ散髪に行く。
夕方、友人Mから電話があり、呑むことになる。午後5時半頃に自由が丘で落ち合っていつもの居酒屋へ。
そして、今日。月曜日。
朝寝過ごして4時に起床。朝メシ抜きで慌ててアルバイトに飛び出す。
二日酔いで、シンドかった!…帰宅後、寝直す。
☆「遠い接近」(1975)監督 和田勉 出演 小林桂樹、笠智衆、吉行和子、荒井注、下元勉、伊佐山ひろ子、中条静夫、松本清張
昭和23年(1948)、三重県・御在所山の崖から男が突き落とされて死亡する。事件の裏には、戦争の傷痕が深く刻まれていた。
昭和17年(1942)、自営の印刷色版画工・山尾に召集令状が届く。入隊後は古参兵にいじめられ、朝鮮の前線部隊へ配属、復員すると家族は広島の原爆でみんな亡くなっていた。
山尾はふとしたことから自分の召集のカラクリを知り、人生を奪った相手に復讐の炎を燃やす。
1975年10月18日(土)に、NHK土曜ドラマ「松本清張シリーズ」の一作目てして放送されたTVドラマです。
松本清張の長編推理小説「黒の図説」第9話よりのドラマ化。
この頃のテレビドラマはなかなか見応えがありますな。
荒井注や伊佐山ひろ子ら、脇を固めるくせ者俳優たちが楽しかった。
原作者の松本清張もチョイ役て顔出ししています。
☆「姉の出征」(1940)監督 近藤勝彦 出演 高峰秀子、山根寿子、小杉義男、藤輪欣司、三田国夫、進藤英太郎、山田長正、森野鍛冶哉、伊東薫、山島秀二
『農家の娘・秀子は姉・節子のように赤十字の看護婦となってお国の役に立ちたいと、休暇で帰郷した姉に志望を伝えるが、弟や両親の世話をすることもご奉公だと諭される。そして、隣家の青年との結婚話もあった姉は大陸で従軍するため故郷を旅立つ。
静岡を舞台とする原作から変更して、小豆島でロケ撮影を行った。』
…いわゆる “ 戦意高揚映画 ” と言われるジャンルの作品。
当時15才の高峰秀子の可愛らしいこと!…やっぱり、当時は赤十字の看護婦っつうたら憧れの職業だったンだろうなぁ。
☆「釣鐘草」(1940)監督 石田民三 出演 高峰秀子、沢村貞子、北沢彪、小高たかし、高堂国典、御橋公、河田京子、清水美佐子、林喜美子
『「 花つみ日記」の評価を受け企画された、石田民三とのコンビによる吉屋信子原作もの。
「女学生のバイブル」と称された「花物語」の一篇をもとに少女の家族愛を描き、高峰秀子が歌った主題歌もヒットした。
家庭の事情から弓子は幼い弟・雄吉の母親代わりになろうと決意し、早く自活するため師範学校に進学するが……。』
石田民三監督って、子どもを本当に上手く使うよね。…本作でも、主人公弓子の弟の雄吉を演じた小高まさるがとても良い!
なんて自然な演技なんだろうか!
高峰秀子とのやり取りも、まるで本当の姉弟のようです。
ラスト、めっちゃ泣かされました。木馬が泣かせます!
じつに佳い映画でした。
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