…正午まで、アルバイト。
帰宅後、DVDでアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の「 密告 」を観ました。
☆「 密告 」(1943)監督 アンリ=ジョルジユ・クルーゾー 出演 ピエール・フレネー、ピエール・ラルケ、ミシュリーヌ・フランセ、エレナ・マンソン、ジネット・ルクレール、シルヴィー、ロジェ・ブラン、ジャン・ブロシャール、ノエル・ロックヴェール
フランスの地方の小さな町。公立病院で働くジェルマン医師のもとに1通の手紙が届く。
それは、彼が医長ヴォルゼの妻ローラと密通していると非難する中傷の手紙で、発信者は〈カラス〉と署名していた。さらにはジェルマンのことを嘘つきとか墮胎医と中傷する同様の怪文書が町中の人々にも届くようになり、噂の的となったジェルマンは苦境に立たされることに。
やがて謎の発信者の正体をめぐって町中で犯人探しが始まり……。
……3度目の鑑賞です。
3度目。…なんで3度も見たのか、と言うと、この映画、けっこういろんなクセモノがたっくさん出てくるンですよ〜。
で、ぼぉっと見てると何だかよくワカンナクなっちゃうんですよ。3度目にして、だいぶんアタマん中に入ってきたみたいです。
「恐怖の報酬」「悪魔のような女」などのサスペンス・スリラーを得意とするアンリ・ジョルジュ・クルーゾー、そんな彼の戦時中、ドイツ占領下のフランスで撮ったサスペンス映画。
“ 密告” というよりは、一種の告発状みたいなもので、その告発によって町中に集団ヒステリーをもたらすハナシ。
相変わらず、人間の心の弱さ、狡さみたいなものを描かせたら右に出る者はいないクルーゾー監督なのでありました。
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