mixiユーザー(id:65933753)

2024年04月02日21:51

48 view

川勝の潜在的な望みが透けて見える

■静岡県・川勝知事 6月議会で辞職の意向示す 新規採用職員への訓示で物議を醸す発言
(TBS NEWS DIG - 04月02日 19:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7811164


職種が違う、を相対的な比較の接続詞を用いた上で「のとは違って、基本的に皆さんは知性が高い方たちです」とか言ってる時点で、「職業差別がしたくてしたくてしかたがない」と言っているのと同じだよ。
相対的に比較して他方をけなした言い方しかしないのに激励になるとか、どんな世界観で生きているんです?

なぜかいまだに見かける@Typeの「女性の転職」の書き出しに通じるものがあるな https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965955053&owner_id=65933753&full=1

ある会議の場でのことでした。
司会者が 「これから開会します」 と言うはずのところで
いい間違えて 「これから閉会します」 と言ってしまったのです。

このとき司会者はあわてて 「あ、開会です」 と仕切りなおし、
その会議は何事もなかったかのように終わったのですが…

ここまではよくあることのように思います。
しかし、フロイトはこの言い間違いに注目したのです。

「もしや…」

会議終了後、フロイトは司会者に言い間違いについて詳しく尋ねたのです。
すると彼はついに白状しました。

「実は私、今日は早く帰りたかったんですよ、それでつい…」

これを聞いたフロイトは大喜びだったそうです。
そして、彼はこう結論したのです。

「人間の言い間違いには、無意識の願望が表れている!」


すなわちこの司会者は、

「今日は会議だるいよ〜。どうせ何も決まらないんだろうし、やっても無駄でしょ?
でもそんなこと言ったら怒られるし…。仕方ないからサクっと進行して、さっさと終わらせよう」

といった感じで、自分の気持ちを抑圧していたので
ふと意識が緩んだときに、「閉会します」 という言葉として、
その気持ちが表れてしまったというわけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな折に、ある女性がフラれた時、その友人が慰めでこんなことを言っていたこともありました。

「たしかに見た目はカッコイイほうがいいけど、○○さんの顔は人間じゃないよ」

………

(そりゃさすがに男のほうもフっちゃうよね、テヘッ☆ )
…って全然慰めになっていません。
いえ、むしろ全否定された気分です。

「○○さん、人間は顔じゃないよ」 と言いたかったのでしょう。
この子はフラれた女性の顔をかわいくないと思っているんだな…
とそのときの僕が考えていたことはいうまでもありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「こういうアホなことは、違った形で、さまざまな局面で、日常的に起〔原文ママ〕っている。
(・・・)言ってはならない、言ってはならないと思っていながら一番強烈な表現でそのことを言ってしまう。
こうした局面暴言は、それが言ってはならないことであることを本人が必要以上によく自覚している時に起〔原文ママ〕ることが多い。
意識せずして言ってしまう場合より多いのである。意識的に、言ってはならぬ、言ってはならぬと自分に言い聞かせることによって、どうしようもなく言ってしまうのだ。
これはつまり、潜在意識では、それを言いたいのだということになる。
(・・・)言えば大変なことになることがはっきりしている以上は、それを言うことによって何らかの罰を受ける、その罰が望みなのだとも考えられる。
むろん潜在的な望みである。
潜在的な願望というのは、理性では計り得ない突拍子のなさを持っているので、真相はなかなかわからないが、例えば前記社長の例で言えば、疲れたので社長をやめたい、または会社を倒産させたいという願望があるのかもしれない。
社員の中に気の食わない者がいて、そいつを路頭に迷わせたいという願望かもしれない。
その他、もっと突拍子のない理由はいっぱい考えられるが、真の理由は本人ですらわからない。
ある居酒屋で会社員何人かが談笑しながら飲食していると、あきらかに暴力団員とわかる数人の男が入ってきて近くに座を占め、食べものを注文し、酒を飲みはじめた。
すると会社員の中のひとりが急に、暴力について話しはじめた。
同僚がひやひやして、やめろやめろと目顔で教えるにかかわらず、この社員は話をやめるどころか、暴力団員のひとりの頬に傷があることを知りながら、頬の傷というものがいかに脅迫行為に役立つかについて話しはじめた。
この会社員が同僚も含めてひどい目に遭ったことは言うまでもない。
極端な例だが、これに近いことは誰しも酒席などでよく見かける筈だ。
前述のような場合はもう、罰を受けたい、ひどい目に遭いたいというマゾヒスティックな潜在的願望があったとしか思えない。
もしかすると殺されるかもしれない危険な言説であり、この願望には死への衝動つまりタナトスがかかわっているのだろう。」
(筒井康隆『アホの壁』(新潮社、2010.02)pp.27-30)

・・・・・・・・・・・・・・・・・




「『文は(宛先の)人である。』(・・・)言語運用において、私たちのメッセージは〈他者〉から私たちに到来する。 但し、順逆の狂った仕方で。」(Jacques Lacan, Écrits I)

「そんなつもりで言ったんです」という説明も、「そんなつもりで言ったんではありません」という言い訳もあまり意味がないことになりましょう。
何故ならば、「どういうつもりで言ったのか」を決定できる人間は、無論発言者本人を含めて、どこにも存在しないからです。
だからこそ、受け手の解釈に必ず最終的には依存することになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b81067296c1517ece840d3b74dd01de42116b662
【速報】川勝知事が突然の辞意表明 “職業差別”発言で会見 知事の対応に怒号に近い呼びかけも取材現場は大混乱
4034
コメント4034件

4/2(火) 19:39配信

この中で、川勝知事は開口一番、「職業差別はしていない」と述べたうえで、「職種が違うということを言っただけ」と釈明した。

そのうえで「全体の趣旨を見てほしい」と強調し、「問題発言かのように受け止められているのは驚いている」、「マスコミによる切り取りだ」という発言もあった。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240402/k10014410721000.html
静岡 川勝知事 辞職の意向表明 不適切発言の批判受けた会見で
2024年4月2日 19時34分

静岡県の川勝知事は1日、県の新人職員に訓示し、この中で、「県庁というのは別のことばで言うとシンクタンクです。毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたりするのとは違って、基本的に皆さんは知性が高い方たちです」などと発言しました。

(・・・)

川勝知事は冒頭で、1日に発言した内容の真意を問われたのに対し、「職業差別は皆無です。職業に貴せんはないというのは基本的な考え方です。新規職員として入庁した方々への歓迎と励ましのことばが、何か問題発言があったかのごとき状況になって 本当に驚いています」と述べました。

そして、「公務員として人の役に立つようなことを考えなくてはいけない、しっかり知性を磨いてくださいという意味のことを言った。県知事になり、どの職業の方たちも大切で、県民すべてが大切であるということでやってきたので、もし不愉快な思いをされた方がいれば誠に申し訳なく思います」と話しました。


2 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する