mixiユーザー(id:68493790)

2024年04月02日11:12

70 view

私の物語 第5話

小学校低学年の時に、実家のお向かいさんの空き地が、発掘調査の対象となった。バイパスができるからだ。

田舎の夏は、かえるや鈴虫の鳴き声が気持ちよく聞こえる。がしかし、この年は違った。

発掘の穴がいっぱいあり、その穴にかえるが落ち上がれずにいるのだ。数の多さは、今思い返しても鳥肌が立つぐらいだ。

勿論、調査エリアはトラロープで立ち入り禁止、現場はブルーシートで覆われていた。

勿論、好奇心が勝つ。小学生だもの。ブルーシートの下に潜り探検開始だ。

大発見があった。人骨だ。体育座りをそのまま横にしたような整った姿で、あたかも大きな壺の中に埋葬されていたかのようにみえた。ドキドキした。怖くなり、逃げ出した。

まもなくして、道路工事は始まった。

成人になり、改めてあのときの骨のことに思いをはせ、地元のそれ系の博物館にも行ったが、記述も何もない。探せないだけなのか?

ビー玉より相当小さい色とりどりの石がたくさんあり、宝石のようにも見えた。石には神様が宿っていると言われ、恐怖のあまり持ち出すことはしなかった。

埋葬する社会があったと考えると、ますます思いがはせる。こんな北国で、どのように越冬し暮らしていたのだろう。

あれは私の祖先に当たるのだろうか?


1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年04月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

最近の日記

もっと見る