体に異変 !?　話がうま過ぎる？

冬の寒さから、日中は過ごしやすい陽気へと移ろいでいく。
春よ来い、早く来い。
童謡にも歌われたとおりで、幼い頃は暖かい春の訪れを嬉しく思ったものだ。
　
が、しかし…。
Career 45年以上の「杉花粉症」を患う今の私にとっては「地獄の季節」が到来で、猛烈に辛い毎日である。
最も酷い時期になれば…？　
起床時は（手を使わないと）ばりばりに乾いた目やにで瞼を開けない。
起床と共にくしゃみは最低でも3連発。
鼻をかみまくり、でも鼻づまりのまんま。
目の痒みも辛いが、喉の痒みはもっと辛い。
朝からこんな調子、それが終日で続く。
保湿系の Tissue Box が終わってしまったらば、もう鼻をかむ行為すら痛くて辛い。
それはもう「地獄の季節」の到来であった。
　
ところが…？　
今年は「嘘でしょ？」なくらい楽になってしまったのだ。
例年の今頃は毎日どんだけくしゃみをしたことか。
Tissue Box の消費量も尋常ではない。
喉の痒みは「常に痛痒い」へと重症化し、毎度の飲食にも影響を及ぼす。
それが、先ずは「喉が楽になって来た」のだ。
それどころか「今日はもっと楽になった」の連日で軽減され続け、今はもう全く「喉は痒くない」のである。
目も同様で、徐々に痒みを感じる事は少なくなり、今は起床時に「ちょっとだけ…」である。
鼻炎の症状も同様に日々で解消方向に進み、今は鼻づまりとは無縁。
くしゃみ、鼻をかむ回数も連日で減少し続け、今はどちらも「今日はたったの3回だけ」という日もある。　
そう！　
どの症状も日を追う毎に「楽になって行く」のである。
事情により花粉症対策の薬は一切服用していないのに…。
しかも杉花粉の飛散量が Peak という時期なのにも拘らず、どんどん「楽になって行く」のだ。
自分自身のことなのに、自分でも「嘘でしょ？」と驚く昨今なのである。
　
何故にそうなったのか？　
それは「酒粕麹」の影響であろうと実感している。
きっかけは秩父の某酒店でいただいた酒粕だった。
それをどう料理しようかと思案し続けた Partner は、なんと酒粕麹の自作に挑戦。
発酵には10日ほど掛かるそれを「Yogurt Maker を使えば1日で出来ちゃうの！」なんだそうな。
冷蔵庫で保存すれば6ヶ月は保つらしい。
そんな酒粕麹を使った料理が食卓に並び始めたのは2月の中旬だった。
既に私は花粉症の発作が爆発していた頃である。
それ以降、酒粕麹を使った何らかの料理を毎日食べ続けていた。
何故ならば「美味しい！」からである。
あれ？　
なんだか（花粉症が）楽になって来たような？　
そう気付いたのは、酒粕麹を使った料理を食べ始めてからおよそ2週間後のことだった。
そしてそれ以降、もう上述のとおりで日を追う毎に「楽になって行く」のである。
　
酒粕って、そんなに凄いの？　
世間では「酒粕は食べる美容液」やら「酒粕で作った甘酒は飲む点滴」という話を耳にする。
そんな酒粕を酒粕麹という発酵食品にしてしまったらば？　
世間では「良い発酵食品は腸内環境を整える」という話も耳にする。
某飲料 Maker が「○△乳酸菌で花粉症の症状も改善」を豪語している理屈もそういう事なのであろう。
酒粕に麹菌という Double Power で腸内環境を整えてくれたらば、免疫作用にも影響して花粉症をも改善してくれた、としか考えられない私なのであった。

とにかく、美味しい！　
だから続けられるのであろう。
驚きの酒粕麹をどんな料理にしているのか？　
話は長くなるので詳細は後日の日記に記すとしよう。
そして「美味しい！」と私が喜ぶと…？　
Partner は勢い余ってか「醤油麹」やら「にんにく麹」やら次々と新作する。
これがまたどれも「美味しい！」んだわ。
毎日で美味しい食事、しかもそれで日々健康的に？　
そんな「うまい話は無い」と否定されるのが世間の常だろうけれど、我が家では「話がうま過ぎる」のである。
　
ねぇ〜ねぇ〜、触って触って…。
Partner は顔の頬を触ってくれと私にせがむ。
触ってみたらば「おぉ !?」で驚いた。
彼女は「酒粕の化粧水」も自作。
それを朝と夜の2回使っているんだそうな。
その効果たるや、お肌は「つるつる」の「ぷるんぷるん」に変身で私も驚かされたのだ。
驚いたついでに私も風呂上がりに試してみたらば…？　
その翌朝のこと。
髭剃り前の Lotion を頬に塗ろうと触れたらば、今度は自分自身に「おぉ !?」と驚く。
たった1回だけで、こんなになっちゃうの？　
これこそ「話がうま過ぎる」ぞ、おいっ？　
もう、びっくり仰天である。
日本酒の酒粕、恐るべし !?　
これ以降、私も「酒粕の化粧水」の愛用者になった次第である。
　
酒粕麹で、私の体に異変？　
杉花粉の飛散量が Peak という時期なのにも拘らず、私の花粉症は日々どんどん「楽になって行く」という、この不思議。
あの猛烈な辛さが減免されるのは本当に嬉しい。
けれども手放しにこれを喜んで良いものなのか？　
免疫に関わることなので、副作用的な現象が有るのか無いのかも注視している昨今である。
あの「紅麹」での騒ぎは紅麹に限っての事であって、他の「……麹」は心配無用とのこと。
今のところ、我が家では「話がうま過ぎる」だけで悪いことは一切無し！　
そんな訳で、この「話がうま過ぎる」のまんま続いて欲しいと願って止まない私なのであった。
Partner お手製の「……麹」のあれこれは我が家の食卓に驚きの美味さを齎した。
栄養豊かな美味しい夕食は明日への活力。
だから仕事も遊びも Full Power で頑張れる。
幸せなことだよね。
　
よしっ！　
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ！