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2024年03月18日14:53

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【映画】『レッド・シューズ』

バレエの名門校に通う才能豊かなダンサーのサム(ジュリエット・ドハーティ御嬢様)は、自身がプリマを務める演目「赤い靴」の上演間際に、同じバレエダンサーで憧れの存在である姉の訃報を受け、ショックのあまり踊れなくなってしまう。心に深い傷を負った彼女はバレエから離れ、自堕落な暮らしを送るように。ある日、万引きをして社会奉仕活動を命じられたサムは、以前通っていたバレエ学校で清掃の仕事をすることになり、当時のライバル(プリムローズ・カーン御嬢様)やひそかに恋心を抱いていたダンスパートナー(ジョエル・バークさま)、厳格な師(キャロリン・ボック姐さん)との再会を通して、バレエへの情熱を取り戻していく。

この映画がオーストラリア映画だと言う事に大いに納得でして、オーストラリア国立演劇学院の必須科目として「バレエ」が入っていることと、2014年に国立新美術館にて開催された20世紀のバレエ史を語る上では絶対に外すことが出来ない「バレエ・リュス」展があって、その時のコレクションがオーストラリア国立美術館所蔵のものである事などを考えると南半球で一番バレエに関して熱心な国であることは間違いないと思っております。

さて、この映画「ドラマが薄い」と言う感想をよく目にするんですが、本作に限って言えば「ドラマ部分」は刺身のツマと同じ扱いでして、あるには越したことは無いけれども重点を置く視点ではございません。本作の最大の魅力は出演者全員が実際に「舞ひ」を行っている点であり、そのシーンだけを見れれば十分に満足のいく出来であり、実に潔い映画だと思っております。


https://redshoes.ayapro.ne.jp/
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