だれかtoなかい

光一君、佐藤勝利君ゲストのだれかtoなかいを観ました。
このタイミングでこの4人。とても見ごたえのある番組でした。
　

光一君と中居君の関係性の話で、KinKiには同じような思いをさせたくないという中居君の優しさを受けていた、いう話がありました。
KinKiもよろしくね、ということをSMAPファンに向けて言っていたという話は何回も本人たちの口から聞いています。バックについているジュニアのコーナーになるとトイレに走る、というのはよくあることで、まあ、他にトイレに行ける時間がないというのが大きいわけですが・・。でも、メンバーが口に出して、後輩をよろしく、と言ってくれるのはSMAPの愛情。中居君の愛情。

そして、それを受けて育ったKinKiは・・。これは、KAT-TUNに申し訳ないと思う点でもありますが、KinKiはそれを後輩にしなかった。まあ、そう思えるような可愛い後輩ではなかったというのも大きいけど・・。
KAT-TUNが勘違いしてた時代はKAT-TUNファンも勘違いしていたわけで・・。
KinKiのコンサートに来るジュニアファン。正直いい印象はない・・。
ただ、中居君の愛情の話をことあるごとにするわけで、それを受け継げなかったKinKiに関しては、まあ若かったということもあるわけですが、後輩の皆さん、後輩ファンの皆さんに申し訳ないことをしたのかなと個人的には思います。


SMAPの売れていなかった時代の話も出ました。
そして、今の中居君ファン、通称「あの子たち」がいないということも（笑）。
いますけどね。光一君もそうフォローしてくれていましたけど。
私も入っています、FC。
入会費1000円。年会費1200円。実質月額100円。
注意事項といて「ライブはやらない」「なので優先チケット等の特典はない」「運営が著しく見通しがつかない場合のみ閉鎖することもある」「今後の中居君に期待しない」が明記されています（笑）。
会報も特になし。ブログはスタッフが更新。近影は毎週拝めます。
ファンを集めてイベントをしたり、何かパフォーマンスをすることはしないので、会費も取りません、というスタンス。中居君らしい律義さ。
でも、いますから、ちゃんと。いつかまた・・、と思っているファンが。


KinKi Kidsについて。
光一君が後輩を「育成」「導く」というワードを出していました。私の期待通りのお答え。
ジャニーさんが逝去後、ドリボの演出を手掛ける中で、後輩育成に手ごたえを感じているであろうとは思っていましたし、何よりも、タッキーもサンチェ氏もいない今、ジャニー氏と舞台を一緒に作り上げた経験を持っている人は数少ない。
ジャニー氏のトンチキな発想はストーリー度外視でなんだかわけわからないけど押し切られて感動！みたいな醍醐味がありました。
光一君は演出に意味を持たせたいという考えで、そういう点ではジャニー氏と喧嘩をしながら作り上げてきた。
その2人が融合した世界観は唯一無二のものであり、他の事務所で製作するのは不可能であると思います。
「ジャニーズの神髄」である舞台を、光一君には後輩に継承してほしい。

そして、光一君も事務所を出た場合、KinKi Kidsという名前は権利の関係上使用できない、ということも言及がありました。
剛君は、だとしても2人で活動するならそれでいいじゃん、というスタンスであると。
剛君の方が名前に拘りがありそうなのかなと思っていたので意外でした。
この件について、2人がきちんとコミュニケーションを取っているんだなということもわかってよかったかな。
権利、ということですが、やはり一過性のものでなくて今後ずっと名乗っていくとなると難しいのかな・・。男闘呼組みたいに期間限定で復活、とかいうのを観ていると、完全に使用禁止ではないと思うわけです。事務所がOKならOK。譲渡してもらえないのかなと甘く考えてしまったりするわけですが・・。
でも、ネーミングや楽曲の権利を全て買い取るなどということになったらそれこそ億とかいう話になるのだろうし、タレント個人にそれは難しいということなのでしょうね・・。


Sexy Zoneについても。
勝利君が「5人で活動していた期間が短かったのが悔しい」と。
確かに3:2でわけもわからず分けられていた時期、松島君が休養していた時期、マリウス君が休養からの卒業、本当に波乱万丈なグループ。
中居君が「5人で活動を」と事務所に言ってくれた話は有名ですが、なんでグループデビューさせておいて、2つに途中から分けたのか・・。あれはファンから見ても未だに疑問ですけど・・。


アイドル論に関しても。
光一君から「自由のはき違えが起こらないか」という言葉。SNSも規制やルールがなくなり、確かに個人個人のモラルがかなり大きく問われる事態になっています。
今までは大人が管理し、イメージを守ってくれていたわけですが、それもいい意味でも悪い意味でもなくなる。
そうなった時に今まで先輩たちが守り続けてきた「ブランドイメージ」が壊れる可能性は大いにある。
中居君もルールはあったほうが良い、と。
「恋愛自由じゃないですか、と開き直るのは良くないのかな」と。
これ、この言葉だけを拾って、SMAPファン以外のファン達がいいように解釈しているようですが・・。私が思ったのは、それ中居君が言う？けっこう女のことも色々と撮られていたけど・・、ということ（笑）。
またそれ以外にも、昔だから追及されずに終わった件、真偽不明な件、色々あったと思うけど・・。
未成年喫煙写真を「お菓子です」と言って逃れたり、堕胎強要疑惑、とか・・。
木村君だって、彼女スクープされて、堂々と週刊誌のインタビューに答えてたけど・・。
木村君の方が開き直ってたというか、もはや格好いいの域まで達していたけど。
ただ単純に「恋愛禁止の方が良い」とか言っているわけでも、「恋愛してもいいけどバレるなよ」とかそういうファンが求めることを言っているわけでもないと思うわけです。
「開き直るのはよくない」という言い方なわけで。意識の持ち方の話をしているのではないのかな。
中居君のアイドル論は、後輩みんなが座学で学んでほしいくらいの内容がいつも出てくる。
彼が事務所を去り、共演の機会が減ったのは残念でならないです。


ファンついても光一君が言及。
「変化を許容してもらわないといけない」
今まで一本化していた、これが当たり前だと思っていたことがそうじゃなくなった時に人って戸惑ってしまう、と。
ファンの協力も必要である、ということを述べていて、さすがだなと思いました。
これが一番の課題かな・・。STARTO ENTERTAINMENTを、福田社長を受け入れられないファンが一定数いる。変化を望まない人、自分の理想とするアイドルでいてほしい人。
自由が増え、個人の活動は個人でとなることで、タレントイメージに変化が出る人もいるでしょうし、今までストップがかかっていた発言がそのまま表に出てくる機会も増える。
どこまでファンが付いて行けるのか、これはなかなか難しい問題だと思います。
光一君のように、自分の言葉できちんと語り、ファンと向き合ってきた人は、たぶんそんなにファンが離れていかない。
ただ、「アイドルとしての自分」を作りこんできた人の方がもしかしたら、方向性が変わることでファンが減る可能性があるかも・・。


しかし、中身の濃い1時間でした。2時間スペシャルでも全然いけたと思う。
退所してもこうやって先輩後輩で話せる、思い出を共有している、それがジャニーズの良いところ。
これからエージェント制になり、こういう上限関係が希薄になっていくであろう中で、「ジャニー氏の色」を出さないようにしながらも、どう「伝統」を残していけるのか、「アイドル」という唯一無二の存在を継承していけるのか、これからも見続けたいと思います。